今すぐ実践できる!ビジネスライティングから学ぶブログ術

今すぐ実践できる!ビジネスライティングから学ぶブログ術

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@JUNP_Nです。先日本業の仕事のほうでビジネスライティングのセミナーに参加しました。そのセミナーでの内容が僕にはブログに活用できそうだったのでご紹介します。

ビジネスで使うメールとブログの書き方は基本的に同じだ!

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今や仕事においてメールは欠かせないモノになっていますが、仕事上でのメールの書き方はブログの書き方の参考になります。

以下にメールとブログの類似点を列挙します。

  1. 件名・タイトルは「ひと目で内容が伝わる具体的な件名にする」
  2. 前文を入れて名乗る
  3. 段落ごとに1行空ける
  4. 文章は長過ぎないように、1文50文字程度にする
  5. 箇条書きにしてわかりやすくする

上記のポイントを見るだけでも、これが「ビジネスライティング」のことを言っているのか、「ブログの書き方」のことを言っているのかわからないくらい類似していますね。

文章の構成の方法も基本的に同じ!

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ビジネスに限らずですが、文章を書く上での留意点でもほぼ同じことが言えます。

今回受講したセミナーでは文章を書く上でのステップを3つに分類して説明していました。

  1. 伝えたいことを決める
  2. 文章の構成を考える
  3. わかりやすくする

これもブログを書いている時と同じ考え方です。例えばブログで紹介したいiPhoneアプリを選定し、そのアプリの何を伝えたいのか決めます。そして文章の構成を考え、わかりやすく簡潔に要点をまとめるといった感じですね。

セミナーでは伝えたいことはやみくもに書かず、整理してから書くべきであると言っていました。そして伝えた上で読み手の行動を引き出すものであるとも言っていました。

ブロガーさんのほとんどはブログで紹介したモノやアプリなどは読んでくれた人に興味を持ってもらい、手にとってもらえたらいいなと思って書いているはずですので、伝えたい内容の整理はとても重要な要素であると思います。

ビジネスでのメールも、ブログ同様タイトルが命

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ブログはタイトルが命です。理由を説明するまでもないですが、タイトルが悪い記事には読者はアクセスしてくれません。特に固定客(購読者)が少ないブログでは検索からの流入を意識した場合、タイトルはとても重要な要素であるのは当然のことです。

ビジネスメールも同じことが言えるそうです。例えばクライアントに急ぎ確認をしてもらいたい用件をメールで送信した場合、「◯◯について」のようなタイトルではメール受信後にすぐ開いてくれるかどうかはわかりません。

ですがタイトルに「◯◯について至急確認願います。」など急いでいることが伝わるようなタイトルで会った場合、相手がメールを開いてくれる可能性は大きく向上します。

僕が購読しているブログなどでも「iPhoneユーザーは絶対に確認するべき◯◯の方法」などと書かれていたら、つい開いてしまいます。ブログと同じことがビジネスでも言われているようです。

一番伝えたいことを最初に書くと、書き手の意図が伝わりやすい

伝えたいメッセージをタイトルに含ませているわけですから、一番伝えたい内容は書きだしてすぐに書いておいたほうが相手へ意図が伝わりやすいです。

つまり「理由→結論」と書くのではなく、「結論→理由」といった順序で書いたほうが相手に理解されますよということです。

まとめ

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ビジネスライティングとブログで共通して言えることは「相手がいる読み物」であることです。

そのためには相手に意図が伝わるような工夫をすることが必要になります。

先日も@sta7kaさんと飲みに行った際に偉そうにアドバイスさせていただきましたがブロガーさんで「日刊」などタイトルをつけて更新されている方を多く見かけます。

ブログを毎日更新していくことはとても素晴らしいことだと思いましが、タイトルが「日刊◯◯」などになっている記事は非常にもったいないと考えています。

Googleの検索結果に「日刊◯◯」と表示されていてもクリックしませんよね?

たとえばネタフルの@kogure氏のように誰もが認める有名ブログであれば話は別です。それは個人に対して興味を持ってくれるユーザーがいたり、ファンが多くついているブログであるからやれることなんだろうと思っています。

男子ハックのような中の人に興味を持ってもらえず、始めて2年も経っていないようブログではタイトルが命。その命と呼べるタイトルを「日刊」で始めるなんてもってのほかです。ノイズ以外の何ものでないでしょう。

ビジネスライティング以外にもビジネスで必要な知識やマナーなどが、ブログでも流用することができそうでした。

今後もセミナーなどでブログに活用できそうな話があれば紹介していきたいと思います。