TechCrunchハッカソン優秀作品に選ばれたオフィス受付アプリ「→Kitayon」が「RECEPTIONIST」に生まれ変わって正式リリース!

TechCrunchハッカソン優秀作品に選ばれたオフィス受付アプリ「→Kitayon」が「RECEPTIONIST」に生まれ変わって正式リリース!

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@JUNP_Nです。2015年11月に開催された「TechCrunch Tokyo Hackathon 2015」で優秀作品に選出された、オフィス向け受付アプリ「→Kitayon(キタヨン)」が、「RECEPTIONIST(レセプショニスト)」というサービスに生まれ変わり、2017年1月11日に正式リリースされることが発表されました。

「カッコイイ受付システムがほしい」→「ないから作ったけど、リリースどうする?」

2015年11月に開催された「TechCrunch Tokyo Hackathon 2015」で優秀作品に選ばれた、オフィス受付アプリ「→Kitayon(キタヨン)」。同アプリは株式会社トレタのCTO増井氏を中心に結成された「風呂グラマーズ」が制作したもの。

Kitayon

その後、当初は2016年1月に正式にリリースされると案内がされていましたが、2017年1月11日にディライテッド株式会社に株式会社トレタを通じて「→Kitayon」を譲渡し、「RECEPTIONIST(レセプショニスト)」としてリリースされました。

株式会社トレタでリリースできず、アプリを譲渡することになった経緯について、増井氏がTORETAブログで説明しています。

公開された記事によると増井氏は「トレタの本業に全力投球すべき時期だった」とし、無料サービスやオープンソースでのリリースも難しかったと説明。

リリースをどう着地させるか難航していた際に、ディライテッド株式会社と出会い、プロダクトのために「トレタを通じて、ソースコードと権利を譲渡する」ことが最良と選択したとのこと。

「受付から内線を無くすと、来客対応はもっと快適に」がコンセプト

RECEPTIONIST(レセプショニスト)」のコンセプトは「受付から内線を無くすと、来客対応はもっと快適に。」というもの。ベースになっている「→Kiyotan」から、追加開発がされています。

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受付に設置された「iPad」(Androidタブレット版も公開予定)から、担当者を呼び出すと、連携したチャットツール(ChatWork、Slack)に通知がいくというもの。

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iPadに表示されるデザインやボタンなどは、企業にあわせて自由にカスタマイズが可能。例えば「採用者向けに人事直通ボタン」や「配送業者専用ボタン」などの設置を自由に行なうことができます。

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来客者のリストも作成され、社内で共有(公開範囲の制限も設定可能)することができるなど、受付にかかるコストを大幅に削減することが可能。

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受付システムは導入コストが高いのでは」という点についても、「RECEPTIONIST」は画期的で、初期工事は不要。いくつかの設定項目を入力するだけで即日で利用開始できるとのこと。

同サービスは、登録後1ヵ月間は無料(社員数が10人以下の企業はその後も無料)で利用可能です。

RECEPTIONIST(レセプショニスト)