IllustratorやPhotoshopなど一部アプリがmacOS High Sierraで不具合、Adobeがサポートページを公開

IllustratorやPhotoshopなど一部アプリがmacOS High Sierraで不具合、Adobeがサポートページを公開

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Adobeが9月27日、macOS 10.13 High SierraでIllustratorやInDesignなどの一部アプリで問題が発生していることを明らかにしています。この不具合にともなって、Adobeはサポートページを公開しています。(英語のみ)

「Illustratorのインストールができない」などの不具合

Adobe Illustrator

macOS 10.13 High Sierraで、Illustrator、InDesign、Photoshopで発生している不具合について、Adobeがサポートページを公開しています。(記事公開時では英語のみ)

Illustratorでは、macOS High Sierraで導入されたApple File System(AFPS)に対応していないことから、フォーマットがAFPSのドライブへのインストール時にエラーが発生するとのこと。

また、AFPSへアップグレードされたドライブからの起動した場合にもエラーメッセージが表示される場合があると発表されています。この2つの不具合については対応策はなく、現在Adobeのエンジニアが対応中とのこと。

また、「Color Settings」のダイアログボックス使用時の不具合、ライブコーナーなどを利用している際のレンダリングに関する不具合も確認されています。こちらの2つについてはサポートページに対応策が掲載されています。

InDesignでは「マウスカーソルがボックスに」、Photoshopは「フルスクリーンモードでドックが表示される」

InDesignでは、マウスカーソルがピクセル化されたボックスになって表示されるという不具合が発生しているとのこと。この問題については現時点では解決策はなく、以前のバージョンのmacOSを使うしかないとの案内されています。

Photoshopでは、フルスクリーンモード使用時にDockが表示されてしまうという不具合が発生。こちらの問題は解決策があり、サポートページで公開されています。