「最近のネズミ講は海外ゲームにかぶせて名前をつける」その理由がズル賢すぎると話題に

「最近のネズミ講は海外ゲームにかぶせて名前をつける」その理由がズル賢すぎると話題に

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「最近、ほんとうに感心したんだけど今のネズミ講は横文字の海外ゲームにかぶせて名前つけるんですね」と、ネズミ講の名前に海外ゲームの名前をつける理由に感心したというツイートが注目を集めていました。海外ゲームの名前にかぶせると悪評が検索結果に出ないのだそうです。

「最近、ほんとうに感心したんだけど今のネズミ講は横文字の海外ゲームにかぶせて名前つけるんですね」

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マルチ商法の勧誘のイラスト

最近、ほんとうに感心したんだけど今のネズミ講は横文字の海外ゲームにかぶせて名前つけるんですね」というツイートがTwitterで注目を集めていました。

ネズミ講の名前を海外ゲームにかぶせる理由について、「これやると悪評が検索に出てこないんですよ」と説明しており、「『マルチ ○○』で検索すると〇〇のマルチ対戦が出てきて一切検索対象にならない」のだそう。

このツイートを投稿したカッコウ@VRCはじめましたさん(@nest_cuckoo_)によると、検索から逃れられるキーワードは「マルチ」だけではなく、「評判」「評価」「まとめ」なども網羅。しかも「ネットワークビジネス」も検索エンジンが"ネットワーク"だけに反応するため回避できると説明しています。

具体的なネズミ講やネットワークビジネス、マルチ商法の名前などは明言されていませんが、たしかに多くのユーザーはゲーム名で検索していそうですし、検索意図としてネズミ講と判別するのは難しそう。

SEO専門家「この方法は厳しい」「周囲の人が気づいて助けてあげるしかなさそう」

ネット上では「ずるがしこい」「逆SEO」「まさに悪知恵」などといった反応が多く、対策としては検索時に「ゲーム」「-FPS」「対戦」などのキーワードを除外する(マイナス検索)する方法などが挙げられていました。

このツイートに著名なSEO専門家である辻正浩氏(@tsuj)も言及。「これは悪賢い」と前置きし、「既存のよくある手は一般的な名詞のブランド名ですが、それでも最近のGoogleなら悪評を出せる事が多いけど、この方法は厳しい」と説明。

また、ネズミ講に引っかかってしまう人は"検索リテラシー"が低い可能性もあると指摘。「検索で解決しない問題もあるので、周囲の人が気づいて助けてあげるしかなさそう」とコメントしています。