ノルウェーの有名なアダルトショップ「Kondomeriet」が創業30週年を記念したCM動画を公開。アダルトショップのCMにも関わらず、ヌードや商品などの紹介は一切なく、食べ物を使った表現のみで作られたCMが注目を集めていました。
卵、いちご、ゼリー、パン生地などで表現されたアダルトショップの30週年記念CM

ノルウェーの有名なアダルトショップ「Kondomeriet」が創業30週年を記念したCM動画を公開しています。アダルトショップのCM動画にもかかわらず、裸の描写やアダルトグッズの商品画像といった直接的な表現は一切登場しません。
KondomerietはこのCM動画を「フードポルノ広告」と説明。広く使われる「フードポルノ」の意味とは違いますが、その言葉のとおり、卵やクリーム、いちご、ゼリー、ドーナツ、パン生地などの食べ物を使った表現のみで構成されています。
ノルウェーでは法律で、同店のような企業が自社製品を宣伝することが禁じられているといい、そのためメタファーを使った広告で宣伝する必要があるそうです。
「これこそが官能美」「天才かな??」と日本でも反響
2月に公開されたCM動画ですが、2カ月遅れでTwitterで話題に。日本のユーザーにも拡散され、「イメージの力ってすごい」「これこそが官能美」「これ いわれなかったらそういうCMだって気づけないな…」などのコメントが寄せられています。
A sexshop from Norway, one of the most famous in the world, completed 30 years and decided to make a celebration commercial. But how to advertise this business without nudity, without presenting your products and still reach the target audience ??? pic.twitter.com/DfOvA3o1mI
— ASH (@ashwanikapoor_) 2019年4月18日
ノルウェーの有名なセックスショップ、店の30周年記念で「商品が一度も映らない」「裸は映らない」そもそも人間がほぼいないエロいCMを作成。すばらしいw https://t.co/q1ixxnyQ7E
— 冬斗 (@Wintzer) 2019年4月20日
明確に"そういう"暗喩を持たせつつ、アニバーサリー・パーティーの仕込みというシナリオに合致する描写で、また本当に"そういう目"で見なければ素直に甘くて美味しそうな美食ムービーとしても映るという技巧、めっちゃ芸術性の高い作品だと思います。https://t.co/nyl4ReqAYX
— 犯ずきん🦇は笑わない天使が舞い降りんどろ~! 黄金の風 (@okazukinn) 2019年4月21日
アダルトショップのCM動画と思って見るとそういう風に見えてしまいますが、先入観なしに見れば美味しそうなスイーツのCMに見えなくもないかも?