イーロン・マスク氏がTwitterを買収したことで、多くの変化が起きていますが、今度は「Twitter for iPhone」などと表示されるツイートソースラベルを廃止すると発言しています。
改悪としか言いようがない、ツイートソースラベルを廃止する模様

イーロン・マスク氏はTwitterを買収してからというもの、大量の社員を解雇したと思えば、一部を呼び戻そうとしたり、認証済みバッジョを誰でも付与できるようにし、多くの混乱を作ったりと、イーロン・マスク劇場から目を離せない状態が続いています。
つい昨日には、Twitter社員からツイートでの間違いの指摘を受け、指摘してきた社員を解雇するという騒動も話題になりました。
Twitter Engineer Fired On Twitter Calls Musk’s Team “A Bunch Of Cowards” https://t.co/q1cl8uDaCi pic.twitter.com/fHZ9e18GJC
— Forbes (@Forbes) November 15, 2022
その話題のやり取りのなかで、イーロン・マスク氏が「Twitter for iPhone」など、ツイートを投稿したデバイスやサービスが表示される機能を停止すると述べています。
And we will finally stop adding what device a tweet was written on (waste of screen space & compute) below every tweet. Literally no one even knows why we did that …
— Elon Musk (@elonmusk) November 14, 2022
このラベルは「ツイートソースラベル」と呼ばれるもので、Twitterは「ラベルを確認することでコンテンツの信頼性を判断できます」と説明していました。
ツイートソースラベルを見ると、ツイートがどのように投稿されたかがわかります。この追加情報はツイートとその作成者の背景情報を示しています。ソースが不明の場合に、こうしたラベルを確認することでコンテンツの信頼性を判断できます。
実際に多くのユーザーはツイートソースを確認することで、投稿がbotやスパム業者によるのかを判断していました。悪意のある投稿の多くはiPhoneアプリなどからは投稿されていないことが多く、Twitter for Webから投稿されている事例が多いためです。
ツイートソースラベルの表示がなくなるということは、ユーザーがコンテンツの信頼性を判断する基準が1つなくなることを意味します。
Twitterの変化は、今後もしばらく続きそうです。