Twitterは有料サブスクリプションプラン「Twitter Blue」に加入しているユーザーを対象に、ツイートの文字数制限を最大4000字に拡大しました。まずは米国のユーザーが対象。ジャック・ドーシー氏やイーロン・マスク氏が以前から宣言していた、長文投稿のためのスクリーンショット投稿を終わらせるために、長文の投稿が可能になりましたが、一部のユーザーからは不評なようです。
Twitter、2016年から「やる」と言っていた長文投稿に遂に対応

Twitterの280字(半角)という文字数制限が、Twitter Blue加入者を対象に4000字に拡大されました。
まずは米国のTwitter Blue加入者が対象。今後、対象地域を拡大していくかは不明です。
need more than 280 characters to express yourself?
— Twitter Blue (@TwitterBlue) February 8, 2023
we know that lots of you do… and while we love a good thread, sometimes you just want to Tweet everything all at once. we get that.
so we're introducing longer Tweets! you're gonna want to check this out. tap this 👉… https://t.co/lge9udRzLE
4000字のツイートは、タイムライン上では280字まで表示されていて、「さらに表示」をクリックすることで続きが読める形になっています。Blue加入者はリプライや引用リツイートの投稿でも4000字を投稿できるとのこと。
Twitterの文字数制限については、以前から「長文に対応する」という宣言はされていました。2016年1月には、当時のCEOを務めていたジャック・ドーシー氏が、10,000字に拡大することを検討していると認めていました。
— jack (@jack) January 5, 2016
え、ツイッター140文字制限ほんとうに撤廃するの!? しかも1万字まで!? それ篠崎愛がAカップになったようなもんじゃん! もしくは堀北真希がGカップになったようなもんじゃん!! おれたちどうしたらいいんだよ!!!
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) January 6, 2016
また現在のCEOであるイーロン・マスク氏も、昨年11月に長文のツイートができるようにすると宣言しています。
Twitter will soon add ability to attach long-form text to tweets, ending absurdity of notepad screenshots
— Elon Musk (@elonmusk) November 5, 2022
ジャック・ドーシー氏とイーロン・マスク氏、それぞれに共通していたのは「長文を投稿するためにスクリーンショットを添付するという手法を終わらせる」という点。テキストで投稿されていれば、検索して見つけることができるし、もっと便利になる、という意見でした。
他にも長文を投稿する手段として、2022年6月には「Twitter Write」という新機能をテストしていると発表されています。
✨ Introducing: Notes ✨
— Twitter Write (@TwitterWrite) June 22, 2022
We’re testing a way to write longer on Twitter. pic.twitter.com/SnrS4Q6toX
Twitter Blue公式アカウントへのリプライでは、「TwitterがFacebookになった」「スレッド形式のほうが、個別にリアクションできて良い」「長い」など、一部のユーザーからは不評の声が寄せられています。
日本で展開されるとすれば2000字の投稿が可能になると思いますが、使う人は限定的になりそうですし、Twitter Blueユーザーだけが対象だったら、長文投稿のためにスクリーンショットを添付する文化はまだまだ続きそうですね。