YouTubeは6月13日（現地時間）、YouTubeパートナープログラムの参加資格を緩和すると発表しました。YouTubeでの収益化のハードルが、大幅に緩和されています。
YouTubeへの動画投稿で収益化ができる「YouTubeパートナープログラム」（YPP）の参加要件が、大幅に緩和されることが発表されました。
これまでYPPに参加するためには、以下の要件を満たしている必要がありました。
- チェンネル登録者数1000人以上
- 直近12か月の有効な公開動画の総再生時間4000時間、または、直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数1000万回
今回の条件緩和では、YPPの収益化プログラムの一部を利用できるようになります。緩和されたYPP参加要件は以下のとおり。
- チャンネル登録者数500人以上
- 直近90日間の有効な公開動画のアップロード数が3本以上
- 直近12か月の有効な公開動画の総再生時間3000時間、または、直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が300万回
緩和された条件でYPPに参加したユーザーは、メンバーシップ、Super Chat、Super Stickers、Super Thanks、YouTube ショッピングといった、ファン向けのプログラムが利用できるようになります。
YouTube動画の広告レベニューシェアは、引き続き既存の資格要件が必要となっています。
YPP参加要件が緩和されるのは米国、英国、カナダ、台湾、韓国のユーザーで、今後はすべての国で緩和していくとされています。