Anker、4製品を自主回収 国内で発火事故発生

Anker、4製品を自主回収 国内で発火事故発生

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Anker Japanは10月21日、同社が販売した一部製品において発火事故が発生したことを受け、4製品の自主回収を発表しました。対象となるのはモバイルバッテリーやワイヤレススピーカーなどで、すでに販売を停止し、無償で交換するとしています。

Anker Japan株式会社は10月21日、同社製品の一部で発火の恐れがあるとして、4製品を自主的に回収することを発表しました。今回の措置は、国内で発火事故が報告されたことを受けたもの。

対象となるのは、「Anker PowerCore 10000」(製品型番:A1263)、Bluetoothスピーカー「Soundcore 3」(製品型番:A3117)、Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion X600」(製品型番:A3130)、会議用スピーカー「Anker PowerConf S500」(製品型番:A3305)の4製品です。

Anker Japanによると、国内で特定の製品が発火する事象が確認され、原因を調査した結果、電池セルの製造を委託していたサプライヤーの一部工程において異物混入の可能性があったことが判明。内部短絡(ショート)を引き起こすリスクがあるとのこと。

また今回の発火する事象を受け、該当のサプライヤーとの契約は終了。改めて体制の見直しを行い、製造時の品質やテスト基準の厳格化を進めていると説明しています。

対象製品は2022年12月から2025年10月頃まで販売されており、利用者はAnker公式サイトの専用ページでシリアルナンバーを入力することで、回収・交換の対象かどうかを確認できます。