共同通信などによると、NHKは20日、2019年度に開始を予定している「インターネットでの番組の常時同時配信」について、ネットのみの視聴世帯に新たな費用負担は求めない方針を固めたと報じています。
インターネットでの常時同時配信は放送の補完と位置付け
NHKは20日、「インターネットでの番組の常時同時配信」について、ネットのみ視聴世帯に新たな費用負担は求めない方針を明らかにしました。共同通信などが報じています。
報道によると、総務省の有識者検討会で明らかにしたもので、「常時同時配信は放送の補完と位置付ける」と説明したとのことです。
野田聖子総務相や民放関係者らに、NHKの坂本忠宣専務理事が「常時同時配信は放送の補完と位置付ける」と説明。
朝日新聞デジタルでは「20日に開かれる総務省の有識者会議での表明に向けて検討してきたが、民放などの反発が根強く、断念した」と伝えています。
ネット同時配信はネットのみ視聴世帯には"制限"
また、インターネットでの同時配信については、テレビを持ち、受信料契約を結んでいる世帯については追加負担なしで利用可能とのこと。
ネットのみ視聴世帯には、「画面にメッセージが表示される制限を付ける」と表明しているとのことです。