無限アラートをコピペした中学生補導が物議、Google Chromeのセキュリテイ周知担当者「意味がわからない」

2019年3月6日 シェア数 アイコン 125

無限アラートをコピペした中学生補導が物議、Google Chromeのセキュリテイ周知担当者「意味がわからない」

NHKが3月4日に報じた「不正プログラム書き込み疑い補導」というニュースが、ネット上で「マジか日本」「兵庫県警がおかしいし、そのまま報道するNHKもおかしい」などと物議を醸しています。

女子中学生が無限アラートが出るURLを掲示板に書き込み→補導

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女子中学生が掲示板に書き込んだURLを開くと表示される無限アラート

NHKは3月4日、ブラウザで開くと無限にアラートが表示されるURLを掲示板に書き込んだとして、兵庫県警が13歳の女子中学生を補導したと報じました。

警察は「インターネット掲示板に不正なプラグラムのアドレスを書き込んだ疑いがもたれている」とし、同じURLを別の掲示板に書き込んだ疑いで男性2人のそれぞれの自宅を捜索したといいます。

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不正プログラム書き込み疑い補導|NHK 兵庫県のニュースよりキャプチャ

問題になっていたURLは、ネット上に以前から存在しているイタズラの1つであるブラウザの閉じるボタンを押しても消えない「無限アラート」が表示されるというもの。

「何回閉じでも無駄ですよ~ww」といった文字とAA(アスキーアート)が表示されるページで、いたずらとしては広く知られている有名なものでした。

ネット上では「マジか日本」「こんなのはネット犯罪ではない」と物議をかもしています。

また、ネットジャーナリストの高橋暁子氏は「10代らしく罪の意識に乏しい事例です」と記事を引用しコメント。このコメントには「これを罪と言いますか」「その程度の見識でITジャーナリスト名乗ってて恥ずかしくないんですか?」と厳しい意見が寄せられています。

またネット上で10年以上にわたり中傷被害をうけたことで知られるタレントのスマイリーキクチ氏も「中1の少女が簡単にネット犯罪に手を染めてしまう。もうゲーム感覚なんでしょうね」と投稿。「スマイリーキクチさんほどネット問題に熱心な方でもこの認識なの闇が深いな」などといった意見が寄せられていました。

日本警察のネットリテラシーについて疑問を持つ声が多くあがっており、Googleでブラウザ「Chrome」のセキュリテイ周りの周知を担当しているMariko Kosaka氏も「これで補導されるとか本当に意味がわからない」と疑問を呈し、警察に対し「呼んでいただければいつでも出向きます」とコメントしています。

(3月8日追記)JavaScriptの生みの親であるブレンダン・アイク氏もTwitterで言及しています。

(3月9日追記)兵庫県警のサイトからGoogle Analyticsのコードが削除されています。

ネット上に寄せられた様々な反応