Twitterは12月18日、2021年1月20日より新たな認証ポリシーを施行し、認証済みバッジの付与を再開すると発表しました。新たな認証ポリシーや、認証済みバッジの申請方法なども案内されています。
2021年1月20日より新ポリシー施行、認証済みバッジの付与を再開
Twitterは20201年1月20日より、新しい認証ポリシーを施行し、認証済みバッジの付与を再開すると発表しました。
新たな認証ポリシーを策定するにあたり、Twitterは11月、ユーザーからのフィードバックを募集。2週間で2.2万件以上の回答があったといい、フィードバックに基づいて、いくつかの点が修正されています。
例えば、「ニュース」カテゴリのタイトルを「ニュースとジャーナリスト」に、「スポーツ」は「スポーツとeスポーツ」に、「活動家、主催者、その他の影響力のある個人」カテゴリにはデジタルコンテンツ製作者を含める言及を追加。
また、多くのユーザーから「学識者」や「科学者」「宗教指導者」などの認証カテゴリーを追加すべきとの意見があり、これらは2021年内に追加を検討する予定とのこと。
特に新型コロナウイルスに関するツイートをしている専門家の識別を、世界の公衆衛生当局と協力して実施しているとし、すでに数百件のアカウントを認証していると説明しています。
現在の認証ポリシーでは、下記のカテゴリーがあります。
- 政府機関
- 企業、ブランド、組織
- ニュース
- エンターテインメント
- スポーツ
- 活動家、主催者、その他の有識者
新ポリシー施行にあたっては、すでに認証済みアカウントであっても、運用の痕跡がないアカウントや不完全なアカウントは、認証の自動削除も開始されます。
不完全なアカウントの定義は以下のとおり。削除の可能性のあるアカウントには、メールおよびアプリ通知で連絡し、どのような変更が必要か案内するとしています。
- 確認済みの電子メールアドレスもしくは電話番号が入力されていること
- プロフィール画像が表示されていること
- プロフィール名が表示されていること
さらに、アカウント所有者が亡くなったことでアクティブではなくなったアカウントは「追悼アカウント」として残す方法を構築中とのこと。
Twitterのポリシーやルールに深刻な違反をしているアカウントや、繰り返し違反行為をする場合は認証バッジが剥奪されることもあるといい、違反行為での剥奪は、これまで通り個別に審査すれるとのこと。
2021年からの「認証済みバッジ」申請方法
認証済みバッジの申請は、ウェブやアプリの設定ページからユーザー自身で行うことができるようになります。申請プロセス内で、認証ステータスのカテゴリーを選択したり、本人確認のための参照リンクや裏付け資料を確認したりすることができます。
申請内容のチェックは自動化された機械的なプロセスと、人によるプロセスの両方で実施。認証申請プロセスの詳細については、近日中に改めて案内されます。