「M2」チップが量産開始と報道、2021年後半のMacBookラインで採用か

「M2」チップが量産開始と報道、2021年後半のMacBookラインで採用か

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AppleのMac向け次世代プロセッサが、大量生産に入ったとNIKKEI Asiaが報じています。新しいチップセットは「M1」チップにちなみ、暫定的に「M2」と呼ばれ、2021年後半のMacBookラインに採用される可能性があります。

「M2」チップ(仮称)が大量生産開始と報道

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NIKKEI Asiaによると、AppleのMac向け次世代プロセッサが今月、大量生産を開始したと報じています。

情報筋によると、新型のチップセットは「M1」チップにちなんで暫定的に「M2」チップと呼ばれ、早ければ2021年後半に発売予定のMacBookラインで採用するため、7月にも出荷が開始される可能性があるとしています。

M2チップはM1チップと同様のSoCで、最終的にはMacBookライン以外のMacや他のAppleデバイスでも採用される予定とのこと。

チップの仕様について詳細は不明。Appleシリコンとしては「M1X」チップの登場も予測されていて、CPUデータベースサイト「CPU Monkey」では「Apple M1X」のデータも確認されています。

仮に「M1X」が登場するなら、「M2」は2021年末〜来年?

仮に「M1X」が登場するのであれば、名前の通り「M1」チップの上位モデルという位置づけになるでしょう。上位版の位置づけであるならば、採用されるとしたら2021年に登場が予測されている「MacBook Pro」が濃厚。

「M2」チップが「M1」チップの後継として登場するのであれば、さらにハイスペックなMac(次期「Mac Pro」など)か、来年以降のMacBookラインで採用されるのではないでしょうか。

もしかしたらNIKKEI Asiaが伝えている「新しいチップセット」が「M1X」の可能性も?であればスケジュール的には合致しているような……。なんにせよ6月のWWDCで、Appleシリコンのロードマップ的な発表がされることに期待ですね。