ダイソンが「空気清浄ヘッドホン」発表。ノイズキャンセリング機能も搭載

ダイソンが「空気清浄ヘッドホン」発表。ノイズキャンセリング機能も搭載

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ダイソンは3月30日、初のウェアラブルデバイス「Dyson Zone」を発表しました。ノイズキャンセリング機能が付いた「空気清浄ヘッドホン」で、2022年秋から一部地域で販売開始予定。現時点では、日本での展開は未定です。

開発期間6年。浄化された空気と没入感のある音楽体験ができる「Dyson Zone」

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空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone」

Dysonが初のウェアラブルデバイス「Dyson Zone」を発表しました。ノイズキャンセリング機能が搭載されたヘッドホンで、珍しいことに空気清浄機能が搭載されています。

Dysonの説明では「ハウスダスト、粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質を除去することに加え、高度なノイズキャンセリング機能と高品質な音響システムで、騒音を遮断します」とのこと。

Dyson launches new air-purifying headphones

6年の開発期間を要したといい、公式サイトではこれまでのプロトタイプや開発ストーリーも公開されています。

口元の部分は非接触型シールドになっていて、イヤーカップに内蔵された2層フィルターを介して空気を取り込み、浄化された空気をユーザーの鼻と口に送り込むという構造。空気浄化モードは「低」「中」「高」「自動」の4パターンが用意されています。

2層フィルターは「静電フィルター」と「活性炭フィルター」。静電フィルターは、ハウスダスト、花粉、細菌など、PM 0.1レベルの粒子を99%捕捉。活性炭フィルターは、NO2(二酸化窒素)、SO2(二酸化硫黄)、オゾンなど、都市部のガスを捕捉するとのこと。

ヘッドホンとしてもアクティブノイズキャンセリングを搭載。Dysonとしては初めてのオーディオ機器でもありますが、「再生周波数帯域の幅が広く、集音された音を正確に再生できるよう最適化され、ミュージシャンやクリエイターが意図したとおりの音を楽しむことができます」と説明されています。

2022年秋から、一部地域で発売予定。日本での展開有無は、現時点では未定となっています。

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