「HHKB Studio」が新登場。ポインティングスティック搭載、メカニカルスイッチを採用

「HHKB Studio」が新登場。ポインティングスティック搭載、メカニカルスイッチを採用

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株式会社PFUは10月25日、人気高性能キーボード「Happy Hacking kKeyboard(HHKB)」の新モデル「HHKB Studio」を発表しました。同時にPFUDirectで販売も開始されています。

PFUの開発・販売する、人気の高性能キーボード「Happy Hacking Keyboard(以下、HHKB)」から新モデルとなる「HHKB Studio」が発表されました。価格は44,000円(税込)で、カラーは墨のみ、キー配列は英語と日本語で展開されています。

HHKB Studioは、PFUの米国拠点で企画されたといい、新たに「All-in-One」のコンセプトが追加されたとのこと。

具体的には「ポインティングスティック」を搭載し、キーボード側面には4つのジェスチャーパッドを搭載。さらにHHKBの大きな特徴だった静電容量無接点方式ではなく、メカニカルスイッチを採用しています。

HHKBの最大の特徴であるキー配列はそのままに、ポインティングスティックとジェスチャーパッドを搭載することで、キーボードから手を離すことなく、さまざまな操作が可能になっています。

メカニカルキースイッチは、ホットスワップ方式を採用。通常プロファイルのMXスタイルの3ピンおよび5ピンメカニカルスイッチ(Cherry、Gateron、Kailh社製)と互換性があり、ユーザーがカスタムすることも可能です。

ポインティングスティックが追加されていることから、「G」や「H」など一部キートップが特殊な形状となっていますが、自由にカスタマイズを楽しんでもらうため、キートップの3Dデータを提供予定(2024年3月頃)だと案内されています。

HHKBでも提供されていた「キーマップ変更ツール」は、HHKB Studio向けに新たに提供されます。ツールからはキーマップだけでなく、ポインティングスティックとジェスチャーパッドの設定変更も可能。

カスタマイズしたプロファイルを4つまで保存できるため、用途にわって簡単にキーマップを切り替えることができます。

また複数キーを同時押しするショートカットを、1キーに割り当てる機能も追加されています。

HHKB Studioは10月25日から準備が整い次第、PFUDirect各店舗(本店、Amazon、楽天、Yahoo!)で販売開始。

実機を触ってみたい人は、10月26日から「b8ta Tokyo – Yurakucho」で期間限定で出品され、実際にPCに接続されたHHKB Studioを試用することができます。また常設のタッチ&トライスポットでも展示予定と案内されています。