Appleは8月20日、iOS 18.6.2とiPadOS 18.6.2を公開しました。今回のアップデートでは、すでに悪用が確認されている深刻な脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに直ちにアップデートすることが推奨されています。
Appleは現地時間8月20日、iPhoneおよびiPad向けにiOS 18.6.2とiPadOS 18.6.2をリリースしました。
今回のアップデートは新機能の追加ではなく、セキュリティ上の重大な脆弱性を修正する緊急対応となっています。Appleによると、この脆弱性はすでに「活発に悪用されている」ことが確認されており、特に危険度が高いとされています。
Appleのセキュリティーサポート文書によると、悪意のある画像ファイルを処理すると、メモリ破壊が発生する可能性あるというもの。
Appleは、「この問題が特定の標的に対する極めて巧妙な攻撃に悪用された可能性がある」という報告を認識していると説明しています。
今回のセキュリティーアップデートは、iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ、iPad Pro 12.9インチ第3世代以降、iPad Pro 11インチ第1世代以降、iPad Air 第3世代以降、iPad 第7世代以降、iPad mini 第5世代以降が対象。
すべてのユーザーが速やかにアップデートすることが推奨されます。