Appleが、内蔵カメラを搭載した新型「Pro Display XDR」を開発している可能性が報じられています。macOS 26.1ベータ版から新たなディスプレイを示すコードが発見され、現行モデルにはないハードウェア機能の存在が確認されています。
Appleが2019年に発売したプロ向けの外部ディスプレイ「Pro Display XDR」の後継機が、開発段階に入っているようです。9to5Macの報道によると、macOS 26.1の最新ベータ版から「Pro Display XDR 2」とみられる新たなハードウェア識別子が発見されたということです。コード内には「FaceTime Camera」という記述があり、従来モデルにはなかった内蔵カメラの搭載を示唆しています。
現行モデルのPro Display XDRは、6K Retina解像度と高い性能を備えていますが、Web会議などに必要なカメラ機能を持っていません。一方で、Appleが販売するもう1つの外部ディスプレイ「Studio Display」にはカメラが搭載されています。今回の情報が正しければ、プロ向け外部モニターにもカメラを導入する方針に変更されたことになります。
内部コードからは「Pro Display XDR Camera」と「Pro Display XDR Desk View Camera」の文字列が確認されたとのこと。BloombergのMark Gurman記者も以前、Appleが2つの外部ディスプレイを開発中で、そのうち少なくとも1台が「Pro Display XDRの後継」となると報じていました。