JASRAC、「AIが自律的に生成した歌詞または楽曲は著作物に該当しない」

JASRAC、「AIが自律的に生成した歌詞または楽曲は著作物に該当しない」

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一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は、AIを利用した作品の取り扱いに関するガイドラインを更新しました。AIが自律的に生成した歌詞や楽曲は著作物に該当しないとし、人間による創作的寄与が認められる作品のみを管理対象とする方針を改めて示しています。

JASRACは6月11日、生成AIと著作権に関するJASRACの方針・取り組みをまとめた特設ページを公開しました。

特設ページからアクセスできる、AI(人工知能)を利用した作品の取り扱いに関するガイドライン(2026年3月30日付)によると、人間の創作的寄与が認められる作品を著作権管理の対象とする一方、シンプルな指示に基づいてAIが自律的に生成した歌詞や楽曲については「著作物に該当しない」と明記しています。

JASRACによると、著作者や音楽出版社から提出された作品届に基づいて音楽著作権の管理を行っていますが、AIのみで生成された楽曲や歌詞は著作物として扱えないため、管理を引き受けることはできないとしています。

一方で、歌詞または楽曲のいずれか一方をAIが自律的に生成し、もう一方を人間が創作した作品については、パブリックドメイン作品と同様の取り扱いになるとしています。例えば、AIが生成した歌詞に人間が作曲した場合は作曲部分のみが管理対象となり、人間が作詞してAIが作曲した場合は作詞部分のみが管理対象となります。

また、AIを利用した作品を届け出る際には、人間による創作的寄与がある著作物であることを委託者自身が確認する必要があるとしています。AIが自律生成した作品を人間の著作物と偽って届け出た場合は、虚偽申告による保証義務違反となり、法的責任が生じる可能性があると注意を呼びかけています。