@JUNP_Nです。Twitterで「17際の現役高校生と話してたら『写メって死語ですよ』と言われてのけぞった」という投稿が話題になっています。たしかに現在の高校生にとっては「写メ」と言われても、わからないというのは仕方ないかも……。
高校生にとって「写メ」は死語、そもそも「写メ」を知らない世代
Twitterで「17歳の現役高校生と話してたら『写メって死語ですよ」と言われてのけぞった」という投稿が話題になっています。投稿によると「今はインスタと言うらしい」とも書かれており、メールも死語になっているとのこと。
投稿者によると「インスタ」は Instagram のことではなく、「インスタントカメラ」からきているそうです。
17歳の現役高校生と話してたら「写メって死語ですよ」と言われてのけぞった。今はインスタと言うらしい。さらに言うと今はみんなLINEでメールとか送らないからメール自体が死語らしい。ひええ。歳を取ってしまったなぁ。
— RAP (@rap_) 2017年1月31日
この投稿にTwitterでは「メールがそもそも死語なら写メが死語でも仕方ない」という声や、「部活の後輩に写メってなんでねすかって言われた時は驚いた」といった反応が寄せられています。
そもそも「写メ」とは、2001年にJ-PHONE(現:ソフトバンク)が開始した携帯電話向けサービス「写メール」の略称。これが広まり「携帯電話で写真を撮影する」ことを指す言葉になったと言われています。
「写メって」「写メる」など、「携帯電話で写真を撮影して送って」という意味で使われることが多く、現役の高校生からしたら「写メ」という言葉はかなり古い言葉になっているのは間違いなさそうです。
本当に「写メ」と言わないのか、現役の高校生に聞いてみた
「写メ」が死語になっているという点については「時代の流れ」と納得できるのですが、代わりに「インスタ」と言うのかは疑問。そこで、現役高校生に話を聞いてみました。
現役高校生に話を聞いてみてわかったことを要約すると以下のとおり。(当然ですが、すべての高校生が同じではないと思います)
- 「写メとろー」とかは言わない、「写真とろう」と言う
- 写真とることを「インスタ」とは言わない
- 最近は Instagram のライブ動画を「ライブしよう」とは言う
- 「メール」はそもそも使っている人が少なく、会話に「メール」という言葉が出てこない
- 「LINEしよう」が圧倒的に多い
- K-POPなど韓国が好きな人は「カトクしよ」という(カトク=カカオトーク)
話を聞く限り、高校生に「写メ」は死語になった可能性が高そうです。ですが、「インスタ」は現役高校生でもインスタントカメラではなく Instagram を指していることが多いようです。
また、「メール」は使う機会が少ないことから会話に出てこないだけのようなので、「死語」ではなく「使われないサービス」と言ったほうが正確かもしれません。
言葉は時代とともに変化するもの。言葉とは違いますが、先日は「電話アイコン」のカタチの意味がわからないと話題になっていました。