スターバックス、新しいカップを発表 2020年までに全世界の店舗からストローを廃止

スターバックス、新しいカップを発表 2020年までに全世界の店舗からストローを廃止

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スターバックスは9日、新しいプラスチック製のフタがついたカップを発表しました。ストローを使わずに飲むことができるよう工夫されており、これに伴って2020年までに全世界の店舗でストローを廃止するとしています。

スタバの冷たい飲み物で提供される「プラスチックカップ」が新しくなる

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スターバックスは9日、2020年までに全世界の店舗からプラスチック製ストローを廃止し、ストロー不要で飲むことができる新しいカップを導入する予定だと発表しました。

アメリカの自然保護団体・Ocean Conservanc・のNicholas Mallos氏は「スターバックスが使い捨てのプラスチックストローを段階的に廃止するという決定は、企業が海洋プラスチックの流れを止める際に果たす重要な役割の輝かしい例」と述べています。

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この新しいカップ(ふた)は、既にアメリカ・カナダ・イギリスで導入されており、日本や中国でも一部のドリンクで試験中とのこと。

またロンドンでは客に自分のタンブラーを持ってきてもらうように別途料金を導入。7月後半にはイギリスでも950店舗に導入される予定だといいます。

フラペチーノなどには「紙や肥料として利用可能なストロー」を提供

スターバックスで人気のある「フラペチーノ」系のドリンクについては、プラスチック製のストローは廃止されるものの、紙または肥料として利用可能なストローが提供されるとのこと。

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フラペチーノ以外のドリンクを注文した場合でもストローを希望すれば1本もらうことができるとのこと。既にプラスチック以外で作られたストローをテストしており、イギリスの店舗では紙ストローを試そうとしているところだそうです。