クリスマス・イブは「クリスマスの前日」ではない、クリスマスも「キリストの誕生日」ではない

クリスマス・イブは「クリスマスの前日」ではない、クリスマスも「キリストの誕生日」ではない

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12月21日に放送された「チコちゃんに叱られる!『年末拡大版』」(NHK総合)で、「クリスマスイブって何?」という疑問に、フィンランド大使館で勤務し、クリスマス文化を研究している木村正裕氏が回答していました。

クリスマス・イブの「イブ」は、「イブニング(夜)」という意味

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12月21日に放送された「チコちゃんに叱られる!『年末拡大版』」(NHK総合)のなかで、チコちゃんから「クリスマス・イブって何?」という疑問に、フィンランド大使館で勤務し、クリスマス文化を研究しているという木村正裕氏が回答していました。

木村氏によると、クリスマス・イブの「イブ」は、「イブニング(夜)」から来ているといい、クリスマス・イブは「クリスマス当日の夜」という意味になるのだそう。

クリスマス当日というと25日とイメージしてしまいますが、昔のヨーロッパでは「日没を1日の区切りにしていた」といい、現在とは1日の区切りが違ったのだとか。

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昔は1日の区切りが日没だった

そのため本来のクリスマス・イブは「12月24日の日没から、12月25日に日付が変わるまで」という意味になるため、一般に考えられている「クリスマスの前日」とは少し違うのだそう。

木村氏は、クリスマスディナーと称して12月25日の夜に食事を楽しんでいる人は「打ち上げっぽいことをやっているのかなぁ」と考えてしまうと話していました。

そもそもクリスマスは「キリストの誕生日」ではない

また木村氏は「クリスマスってどういう意味、どういう日だってわかっていますか?」と問いかけ、「実は聖書の記述にはキリストの誕生日ははっきりと書かれていません」と説明。

12月25日はイエス・キリストの誕生日ではなく、「キリストの正確な誕生日はわからないものの、12月25日はキリストが誕生したことを祝う日」とされているのだそう。

過去にキリストの誕生日候補は12月25日以外にも複数あがっていたそうですが、西暦325年に開かれたキリスト教の会議で、冬至の日(12月25日)をキリストの誕生日を祝う日とすることが決定されたということです。