海賊版サイト『はるか夢の址』運営者に実刑判決、講談社「今後も刑事告訴・民事提訴等の断固たる姿勢で臨む」

シェア数 アイコン 34

海賊版サイト『はるか夢の址』運営者に実刑判決、講談社「今後も刑事告訴・民事提訴等の断固たる姿勢で臨む」

大阪地方裁判所は1月17日、違法にアップロードされた漫画などへ誘導する、海賊版リーチサイト「はるか夢の址」を運営していた主犯格の男3名に実刑判決を言い渡しました。講談社は判決をうけ「重大な意義がある」とコメントを発表しています。

海賊版リーチサイトの大手「はるか夢の址」運営の男3名すべてに実刑判決

haruka-yume-no-ato
海賊版サイト「はるか夢の址」(archive.today)

大阪地方裁判所は1月17日、違法にアップロードされた漫画などの出版物へと誘導する、海賊版リーチサイト「はるか夢の址」を運営していた主犯格の男3名すべてに、実刑判決を言い渡しました。

首謀者の男性は懲役3年6ヵ月、サーバーの契約など重要な役割を担っていた男性は懲役3年、運営に関与していたとされる男性は懲役2年4ヵ月。

ACCS(一般社団法人コンピューターソフトウェア著作権協会)は、「今回実刑判決が言い渡されたことは、同種事案へ継承を鳴らすものとして重く受け止めており、今後も会員社とともに、悪質な著作権侵害行為に対しては断固たる措置を講じるとともに、著作物の適切な利用のための普及啓発活動を通じて、著作権が尊重される社会の実現に向けて活動を進めてまいります」とコメントしています。

講談社「実刑判決が下されたことは重大な意義がある」

講談社は今回の判決をうけ、「主犯格の3名すべてに執行猶予のつかない実刑判決が下されたことは重大な意義があると考えます」とコメントを発表。

また、当該3名以外にも、複数のアップロード行為者も懲役刑の有罪判決を受けているといい、「このなかには主婦等も含まれており、安易な目的で著作権侵害行為に手を染めた結果、重大な責任を生じることが明らかになったといえる」と警鐘を鳴らしています。

続けて、アップロードはせず「リンクを貼る」行為に対しても、「違法化を進める法改正が審議されているところであり、弊社としてはその議論の行方を注視しております」「海賊版サイトには、今後も刑事告訴・民事提訴等の断固たる姿勢で臨んでまいります」としています。