「液体の入ったスマホケースの液漏れで化学やけど」国民生活センターが注意喚起

「液体の入ったスマホケースの液漏れで化学やけど」国民生活センターが注意喚起

国民生活センターは5月30日、「液体の入ったスマートフォンケース」から漏れた液体が皮膚に付着し、化学やけどを負う事例が報告されていると注意を呼びかけています。同様の事例は2016年にも注意喚起がされており、国内外で報告されていました。

「キラキラかわいいケースに潜む危険」液体に触れると化学やけどを起こす可能性

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国民生活センターが調査したスマホケース

国民生活センターは5月30日、「液体の入ったスマートフォンケース」から漏れた液体が皮膚に付着し、化学やけどを負う事例が報告されていると注意を呼びかけています。

同様の事例について、国民生活センターは2016年にも注意喚起を行っています。注意喚起以降も「液体が染み出てやけどした」「皮膚がスマートフォンの形に赤くなった」という情報が寄せられ、液体の成分を再度調査し、改めて注意を呼びかけています。

調査ではAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「スマートフォン 液体」で検索した際に、上位に表示された5つのケースを対象に実施。

  1. スターグリッターケース (IREMONO株式会社)
  2. インスタ 香水 スマホケース (株式会社折広)
  3. ケース・カバー かわいい透明大人 (Gloo株式会社)
  4. 流れ星 シューティングスター (Smile Tree)
  5. グリッターケース クマ (松野工業株式会社)

ケースに封入されていた液体は、いずれも「灯油」に組成が近い鉱物油だったといい、液体が数時間程度、皮膚や衣服に付いたままにしておくと、灯油皮膚炎に似た化学やけどを起こす危険性があるとのこと。

なおケースのパッケージ等に「液体に接触すると化学やけどを起こす可能性がある」などの注意書きはされていなかったということです。

国民生活センターは液体が漏れた場合、重篤な皮膚障害が生じる可能性があるため、衣服のポケットに入れたままにするなど、皮膚の近くに長時間保管することを避けるようと説明。

もし液体が皮膚に触れてしまった場合は、多量の水と石鹼ですぐに洗い流し、液体が皮膚に接触した状態で長時間放置しない、必要に応じて医療機関を受診するように呼びかけています。

海外では「液体入りスマホケース」で9歳の女の子が被害にあった事例も

2016年には当時9歳の女の子が液体入りのiPhoneケースで化学やけどになった事例が海外でも報告され、ネットでは大きく話題になっていました。