インフルエンサー向け宣伝投稿ガイド、FTCが公開「フォロワーが広告主との関係を知っていると思わないで」

インフルエンサー向け宣伝投稿ガイド、FTCが公開「フォロワーが広告主との関係を知っていると思わないで」

米連邦取引委員会(FTC)は11月5日、SNSのインフルエンサーの宣伝投稿に関連したガイドラインを公開しました。ガイドラインでは、インフルエンサーが広告主との関係性を明示するための方法などについて紹介し、「フォロワーが広告主との関係をすべて知っていると思わないように」と忠告しています。

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Photo by Eaters Collective on Unsplash

米連邦取引委員会(FTC)がSNSやYouTube上のインフルエンサーが、ブランドや企業からの依頼で行う「宣伝投稿」についてガイドラインを公開しました。

FTCは「インフルエンサーと広告主の関係を明示するための方法を解説しており、インフルエンサーに対し、フォロワーが広告主との関係を知っていると思い込まないように」と忠告しています。

ガイドラインでは宣伝投稿のルールが示され、広告主との関係性を明らかにする必要があるとし、インフルエンサーとして虚偽の広告(ステルスマーケティング)は行わず法令遵守し、広告主との関係性の明示は自身の責任で行い、他人をあてにしないようにと忠告しています。

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FTCが公開したガイドライン

また、明らかにすべき関係性は金銭的な関係性だけではなく、家族関係だった場合なども明らかにするべきと説明。米国外からの依頼であったとしても同様としています。

投稿だけを見て広告主との関係性が明らかになっている必要がある

開示方法については、写真や動画、ライブ配信など投稿の種類に関わらず、投稿されたモノを見ただけで関係性を明らかになっている必要があると説明しています。

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FTCが公開したガイドライン

ガイドラインでは、プロフィールに書いてあるだけではユーザーが見落とす可能性がある、と指摘。他にも、ハッシュタグやリンクに情報開示を混在させない、写真を見ただけではわからない場合は写真に関係性を記載する、動画は音声オフで再生しても関係性がわかるよう配慮する、などが必要だとしています。

情報開示の説明に使う言葉についても「わかりやすい言葉を使いなさい」とし、「advertisement」「ad」(広告)「sponsored」(スポンサード)などの表記を使うようにと説明しています。

FTCが公開したガイドラインは以下から確認することができます。

Disclosures 101 for Social Media Influencers | Federal Trade Commission