Apple、「WWDC 2020」6月22日よりオンライン開催 新製品は発表される?

Apple、「WWDC 2020」6月22日よりオンライン開催 新製品は発表される?

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Appleは、WWDC 2020(世界開発者会議)を6月22日よりオンラインで開催すると発表しました。WWDCの開催は今年で31年目。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、史上初のオンライン開催となります。また通常であれば参加費として1599ドルが必要ですが、今年は無料。

「WWDC 2020」史上初のオンライン開催、参加費は無料

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Appleの世界開発者会議(Worldwide Developers Conference / WWDC 2020)が6月22日よりオンライン開催されることが発表されました。今年で31年目となるWWDC。例年、基調講演では最新のiOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSなどが発表されます。

オンライン開催は新型コロナウイルスの感染拡大を受けての変更。通常であれば、米カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターにて開催され、参加費は1599ドルが必要なイベントですが、今年の参加費は無料となっています。

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Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ‧シラー氏は「WWDC20の詳細については、このエキサイティングなイベントの開催日に近付く中で徐々にお知らせしていこうと思います」とコメント。Apple Developerアプリ、Apple Developerのウェブサイトおよびメールから、開催要項、基調講演、各セッションやラボのスケジュールが案内される

また学生の開発者に、自身の腕前をSwift Playground作品を通じて世界費に量できるチャンスとして、「Swift Student Challenge」を開催。日本時間5月18日15時59分まで応募でき、優秀作品には他では入手できないWWDC 2020ジャケットとピンバッジのセットが進呈されます。

「WWDC 2020」での発表が予想される新製品は?

WWDC 2020はその名の通り開発者向けのイベント。そのため発表される内容は、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSなどがメイン。例年通りであれば、秋頃にリリースされる次期バージョンについて正式に発表さます。

ソフトウェアの発表がメインではありますが、新しいハードウェアが発表されることもあります。2019年には新型「Mac Pro」が発表されました。

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Appleの情報に詳しいMing-Chi Kuo氏は今年1月、Appleは2020年前半、忘れ物防止タグ「AirTag」、小型のワイヤレス充電器、ハイエンドなワイヤレスヘッドホンをリリースする計画があると予測していました。