【5分でわかる】「WWDC 2019」発表まとめ、iOS 13・iPadOS・macOS Catalina・Mac Proなど

【5分でわかる】「WWDC 2019」発表まとめ、iOS 13・iPadOS・macOS Catalina・Mac Proなど

Appleは6月4日(日本時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC 2019」を開催。今秋リリース予定の「iOS 13」「macOS Catalina」などに加え、iPad向けの新OS「iPadOS」や新型「Mac Pro」などを初お披露目しました。

「WWDC 2019」iOS 13にダークモード追加!iPadOSはすごそう!Mac Proが怪物マシン

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Appleは6月4日(日本時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC 2019」を開催。今秋リリースする「iOS 13」にダークモードを搭載することや、カメラ機能の強化や「ミー文字」のアップデートなどを発表しました。

イベント冒頭で流れたイントロダクションムービー

「watchOS」では女性の生理をトラッキングする機能や周囲の騒音を検知する機能などを追加。iPad向けの新OS「iPadOS」も発表され、ファイルの「カラム表示」や複数アプリを同時に開く「Split Over」機能、画面分割機能「Split View」をサードパーティへ解放するなど、より仕事が捗るOSに進化。

噂されていた新型「Mac Pro」も初お披露目され、最大1.5TBのメモリを搭載できるなど完全プロ仕様のスペックを公開。Appleブランドの新ディスプレイ「Pro Display XDR」も公開されましたが、こちらも完全プロ仕様。

今年の「WWDC 2019」は新しい発表も多く、かなりワクワクした内容でした。以下に要点をまとめていきます。

「Apple TV+」「tvOS」について

「Apple TV+」で映画「宇宙へのフロンティア」のリメイク版「FOR ALL MANKIND」の配信を発表。原作は1989年に公開された、NASAの記録映像を基に製作されたアポロ計画を描いたドキュメンタリー映画。

tvOSでApple Musicの歌詞表示、PlayStation 4のコントローラーに対応。ゲームが操作しやすくなるとのこと。

「watchOS 6」について

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左:電卓アプリ / 右:生理周期管理アプリ
  • 新しいウォッチフェイスを追加。
  • プリインストールされる新アプリに電卓やボイスメモ、オーディオブックが追加。
  • 電卓では割勘の計算にも対応。
  • Extended Runtime APIをサポート。
  • Apple Watchからアクセスできる専用App Storeが誕生。
  • 周囲の音について感知できる新機能が登場。
  • iPhoneと連携とも連携可能な、生理周期を管理できるアプリが登場。

「iOS 13」について

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ダークモードが搭載されたiOS 13のイントロダクションムービー
  • Face ID(顔認証)の速度が30%向上。
  • App Storeでのアプリのダウンロードサイズが60%小さく。
  • アプリの起動速度が2倍速く。
  • 黒基調になる「ダークモード」を搭載。
  • Safariでウェブサイトごとに設定を保存可能に。
  • メールでのフォント変更が可能に。
  • リマインダーアプリがアップデート。
  • 地図アプリがアップデートし、ストリートビューのような機能やお気に入り登録などを追加。
  • 個人情報を保護する機能の強化。
    • 位置情報がアプリにどう使われているか検知する機能を追加。
    • SNSなどへのログイン時に一時的に匿名メールアドレスを利用できる「Sign in with Apple」機能を追加。
  • 「HomeKit」で撮影されたビデオを暗号化する「HomeKit Secure Video」を追加。
  • 「ミー文字」のステッカーが登場。
  • メッセージアプリ以外でも「ミー文字」ステッカーを送信可能。
  • 「ミー文字」でメイク(化粧)や帽子やサングラスなどの変更が可能に。
  • カメラアプリのポートレートモードに新オプション「High Key Mono」を追加。
  • 写真の編集でより細かく「彩度」や「色温度」 などを調整可能に。
  • 動画の編集でも写真同様に明るさなどを調整可能に。
  • AIがベストショットを選択し、似たような写真は削除の提案をしてくれる機能を追加。
  • AirPodsでメッセージの読み上げに対応。
  • 1台のiPhoneで2つのAirPodsに接続可能に。
  • HomePod(日本未発売)が機能強化。
  • Siriの話し方がもっと流暢に。

「iPadOS」について

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  • iPad向けの新OS「iPadOS」を発表。
  • ホーム画面にウィジェットの設置が可能に。
  • サードパーティアプリでも画面分割機能「Split View」に対応。
  • 3つ以上のアプリを同時に開く機能「Slide Over」を追加。
  • ファイルで「カラム表示」に対応。
  • iCloud Driveでフォルダ共有が可能に。
  • USBメモリなど外付けストレージをファイルアプリで管理可能に。
  • Safariがダウンロードマネージャーやショートカットキーに対応し、MacのSafariのように使用可能に。
  • Safariのフォント変更(Custom fonts)に対応。
  • 3本指スワイプで「取り消し」に対応。
  • Apple Pencilのレイテンシが20msから9msに。
  • Apple Pencilのツールパレットをサードパーティに解放するPencilKit APIを提供。

新型「Mac Pro」と新ディスプレイ「Pro Display XDR」について

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新型「Mac Pro」と「Pro Display XDR」のイントロダクションムービー
  • モジュラー型の新型「Mac Pro」を発表。
  • CPUは最大28コア、Intel Xeonを搭載。
  • 最大1.5TBのメモリを搭載可能。
  • PCI Expressスロットを8つ搭載。
  • Thunderbolt 3ポートが2つ、USB Type-Aが2つ、3.5mmオーディオジャック、Ethernetポート(10Gb)を2つ搭載。
  • GPUはモデルによって違い「Radeon Pro 580X」や「Radeon Pro Vega II」を搭載。
  • 8K動画を同時に3本再生したり、4K動画を同時に12本再生したりできるスペック。
  • 消費電力は1400W。
  • 3つの大型ファンで冷却。
  • Appleのロゴは側面。
  • 本体上部にスイッチ類。上部を外すと内部を触れる。
  • ボディはアルミニウム製。
  • Mac Proの底面にはキャスター付き。
  • 新ディスプレイ「Pro Display XDR」は32インチ、Retina 6K。
  • 6016ピクセル×3384ピクセル。
  • ほぼ真横からもディスプレイが見れる広い視野角。
  • 反射防止コーティングがされている。
  • 光度は1000nits。最大1600nits。
  • 専用スタンド「Pro Stand」も登場。価格は999ドル。(約10万円)
  • VESAマウントにも対応。価格は19価格は。(約2万円)
  • 「Mac Pro」の価格は5999ドル。約65万円。
  • 「Pro Display XDR」の4999ドル。約54万円。
  • iPhoneでAppke公式サイト「Mac Pro」にアクセスするとARで実物サイズを確認できる。

「macOS Catalina」について

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  • 「macOS Catalina」を発表。
  • 既存のiTunesを分割。音楽に特化した「Music」、「Podcast」、「Apple TV」の3つに。
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  • 「Music」ではこれまで通り音楽の管理が可能。
  • iPadをサブディスプレイとして利用できる「Sidecar」機能を追加。ペンタブレットとしても利用可能。
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  • 音声によるAppleデバイス(MacおよびiOSデバイス)のフルコントロールが可能に。
音声でAppleデバイスをフルコントロールするデモ
  • 「友だちを探す」「iPhoneを探す」を統合した「FindMy」を追加。
  • 「FindMy」では、Bluetoothで周辺のAppleデバイスを検出。
  • 盗難された時の遠隔アクティベーションロックが可能に。T2チップを搭載したMacのみ。
  • iOSのようなMacの使用状況をモニターできる「スクリーンタイム」機能を追加。
  • iOSアプリをMacアプリとして簡単に移植できる「Project Catalyst」を公開。
  • この機能を使い、iOS版Twitter公式アプリをMacに移植。App Storeに復活。
Apple-previews-macOS-Catalina-Twitter-screen-06032019
  • 「ARKit 3」を発表。
  • Swiftの新しいフレームワーク「Swift UI」を発表。
  • 開発者向けβ版は6月4日より、Public beta版は7月、正式リリースは今秋予定。