iPadOS 26、新たなウインドウシステム導入でSplit ViewとSlide Overを廃止

iPadOS 26、新たなウインドウシステム導入でSplit ViewとSlide Overを廃止

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AppleはWWDC 2025において、「iPadOS史上最大のリリース」と位置づけるiPadOS 26を発表しました。今回のアップデートで、2015年から約10年間にわたってiPadユーザーに使われてきたSplit ViewとSlide Overという2つのマルチタスク機能が廃止されます。

iPadOS 26の新しいウィンドウシステムは、従来のSplit ViewやSlide Overを上回る機能となります。これまで行えなかった、ウインドウサイズをスムーズに変更したり、ウインドウを意図した位置に正確に配置したり、一度により多くのウインドウを開いたりすることができます。

2015年から約10年間にわたって提供されているSplit ViewとSlide Overという2つのマルチタスク機能は廃止され、「まったく新しいパワフルで直感的なウインドウシステム」に完全移行することAppleは説明しています。

またAppleは「使い慣れたウインドウコントロールを使って、ユーザーはウインドウをシームレスに閉じたり、最小化、サイズ変更、タイル表示したりすることができます」と述べており、macOSのような直感的な操作が可能になります。

iPadOS 26は、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)、iPad Air(M2以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(A16)、iPad(第8世代以降)、iPad mini(A17 Pro)、iPad mini(第5世代以降)向けに、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。

開発者向けベータ版は既に提供開始されており、パブリックベータ版は来月より、正式版は2025年秋にリリース予定です。