折りたたみ型iPhone、2026年発売に向けサプライヤーとの試作段階に移行

折りたたみ型iPhone、2026年発売に向けサプライヤーとの試作段階に移行

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AppleがスマートフォンiPhoneの初の折りたたみ型モデルについて、6月にサプライヤーとの試作段階に入ったと報じられています。

台湾の業界メディアDigiTimesが報じた情報によると、折りたたみ型のiPhoneは2026年後半の発売に向けて開発が本格化しているようです。

Appleは6月に最初のプロトタイプ段階(P1フェーズ)を開始し、2025年末までにプロトタイプテストを完了させ、その後エンジニアリング検証テスト(EVT)段階に進む予定とのこと。開発プロセスはP1、P2、P3の3段階のプロトタイプフェーズを経て、各段階で約2か月を要するとされています。

この開発タイムラインは、Appleの他の製品と同様のスケジュールで進んでおり、iPhone 17シリーズは今年第2四半期にEVTフェーズを完了していると報告されています。製造については、主要なiPhoneアセンブラーであるFoxconnとPegatronが最終的に組み立てを担当し、生産歩留まりと製造可能性を検証することになるようです。

MM総研の調査によると、日本の折りたたみスマートフォン市場は2023年度の22.5万台から2028年度には181万台に成長すると予測されており、市場拡大にはアップルの動向が大きなポイントになるとされています。