Appleが開発中とされているARメガネが、2020年にも発表される可能性が伝えられています。Appleのリーク情報に定評のあるJon Prosser氏によると、Appleは早ければ今秋にも発表されると伝えています。
「Apple Glass」は新型iPhone発表イベントで登場?
Appleのリーク情報を正確に伝えてきたことで注目されているJon Prosser氏が、Appleが開発中とされるARメガネについて、プロトタイプを実際に見たと語っています。
Jon Prosser氏によると、正式名称は「Apple Glass」となるといい、価格は499ドル。利用するためにはiPhoneとのペアリングが必要で、ジェスチャーを使って操作可能になっているとのこと。
また、Appleは新型iPhone発表イベントで「One More Thing」として発表予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でメディアイベントを開催できない場合、2021年10月〜2022年3月にずれ込む可能性もあるとしています。
度入りレンズも対応、カメラは非搭載
「Apple Glass」は度入りレンズにも対応するそうです。肝心のレンズの価格や仕様については不明。本体はワイヤレス充電が可能で、LiDARスキャナを搭載、カメラはプライバシーの観点から搭載されないといいます。
Jon Prosser氏が見たというプロトタイプはプラスチック製だったそうですが、製品版では変更される可能性もあるといいます。
AppleのARメガネは2017年7月、Appleが開発中で2020年発売とBloombergが報道。Bloombergは2019年10月に、2020年に間に合わない可能性もあるとも伝えています。直近ではAppleの情報に詳しいアナリスト、Ming-Chi Kuo氏が「早くても2022年」と予測しています。