Twitter、音声配信「スペース」を正式公開。フォロワー600人以上のユーザー限定

Twitter、音声配信「スペース」を正式公開。フォロワー600人以上のユーザー限定

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Twitterは5月4日、音声のライブ配信機能「Spaces(スペース)」を正式リリースしたと発表しました。一部ユーザーにテストとして先行公開されていた機能で、600人以上のフォロワーを持つアカウントが利用できます。

Twitter「スペース」が正式リリース。フォロワー600人以上のアカウントのみ

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Twitterが音声のライブ配信機能「スペース」を正式に公開したと発表しました。一時期に注目された「Clubhouse」と似た機能で、ホストなるユーザーがスペースを設定し、ほんの数人との会話から数千人規模まで参加することができます。

ただし、スペースのホストとなれるのはフォロワー600人以上を持つアカウントに限定。Twitterは600人以上のフォロワーがいるアカウントはすでにオーディエンスを獲得しているため、ライブ配信をホストするにあたり良い経験となる可能性が高いと説明しています。

スペースはTwitter公式アプリから利用可能。フォローしているユーザーがライブ配信を開始すると、タイムライン上部に紫色のアイコンが表示され、リスナーとして参加すると絵文字でのリアクションなどが可能。

ホストはスピーカー(参加者)をミュートしたり、スペースから排除したり、スペースの会話を安全に管理する機能が用意されています。またスペースに参加しているユーザーを報告してブロックしたり、スペースを違反報告したりする機能はすべてのユーザーが利用できます。

数か月以内に金銭的なサポートを受け取ることができる機能も

Twitterは今後、スペースのホストが金銭的なサポートを受け取ることができる機能を提供する予定としています。

具体的には「チケットスペース」と呼ばれる機能で、ホストはチケットの数と価格を設定でき、チケット販売から収益を得ることができるようになるとのこと。

また「スケジュール」機能や、「共同ホスト」機能も準備中。アクセシビリティ向上のためキャプションの改善や、スペースを見つけやすくする方法も準備中としています。