AirTag、プライバシー対策を強化。最短8時間でアラート音を再生

AirTag、プライバシー対策を強化。最短8時間でアラート音を再生

4

Appleは6月3日、AirTagのプライバシー対策を強化し、別のユーザーのAirTagに追跡されている可能性がある場合のアラート音を最短8時間で鳴らすように変更しました。CNETが伝えています。

不明なAirTagに追跡されている場合のアラート音、最短8時間に変更

Apple_airtag-front-and-back-emoji-2up_042021.jpg

CNETによると、AppleはAirTagのプラバシー対策を強化し、自分のものではないAirTagやFind My(探す)ネットワーク対応デバイスに追跡されている可能性がある場合、8〜24時間でアラート音を鳴らすように変更しました。

これまで不明なAirTagに追跡されていた場合、アラート音が鳴るまでには3日が必要でした。

このアップデートは6月3日(現地時間)に配信が開始されていて、ペアリングされているiPhoneがは通信範囲内にある場合、順次自動的にアップデートが適用されます。

Android用の追跡検出アプリを今年後半リリース

プライバシー対策の強化はAndroid向けにも準備中とのこと。Androidユーザーが不明のAirTagなどに追跡されている場合、それを検知することができるアプリを開発しているとのこと。

Androidアプリは、2021年後半にリリース予定。Appleは、AirTagのプライバシー対策、セキュリティ改善は継続して行っていくと表明しているそうです。