Appleが3月9日午前3時より開催するスペシャルイベント「Peek performance.(最高峰を解禁。)」で、上位モデルの「Mac mini」と新しい外部ディスプレイを発表する可能性があるようです。BloombergのMark Gurman記者が伝えています。
Appleイベントの「最高峰」はディスプレイのことかも?
Appleの情報で信頼性の高いBloombergのMark Gurman記者によると、Appleは3月9日に開催するスペシャルイベント「Peek performance.(最高峰を解禁。)」で、ハイエンドのMac miniと、新しい外部ディスプレイを発表する可能性があるようです。
Mark Gurman氏によると、Appleは数ヶ月前に外部ディスプレイの開発を完了しているとのこと。Appleが開発中と噂されている外部ディスプレイは2つあり、1つは「Pro Display XDR」の後継にあたるプロ向けモデル、もう1つは「Pro Display XDR」の半額程度のコンシューマー向けモデルです。
Appleは当初、2021年のMacBook Proと同時期に新しい外部ディスプレイを発表する予定だったようで、間もなく開催されるイベントで「Peek(チラ見せ)」する可能性があるという話。
9to5Macは先日、Appleは7Kディスプレイ「Apple Studio Display」を開発中だと伝えています。
またMark Gurman氏は、イベントでは「iPhone SE(第3世代)」と「iPad Air(第5世代)」に加え、M2チップもしくはM1 Proが搭載された「Mac mini」が発表される考えているとようです。
上位モデルの「Mac mini」と同時に、外部ディスプレイが発表されるのはユーザーニーズに合致しているように見えますし、新型ディスプレイ発表は有り得そうな気もします。
Appleシリコンへの移行完了は2023年に延長された可能性も
Appleの情報に定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏は3月7日、2022年中に上位モデルの「Mac mini」と手頃な価格に外部ディスプレイが登場すると予測。
Predictions for Apple's new desktop products:
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 6, 2022
1. 2022: More powerful Mac mini and more affordable external display (27-inch without mini-LED).
2. 2023: Mac Pro and iMac Pro.
Appleは2022年内に、Appleシリコンへの移行を完了すると明言していますが、Kuo氏は「Mac Pro」と「iMac Pro」は2023年になると予測しています。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、Appleが当初発表していたロードマップに変更があった可能性も考えられます。