iCloud「書類とデータ」を終了、iCloud Driveに完全移行

iCloud「書類とデータ」を終了、iCloud Driveに完全移行

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Appleは2022年5月で、iCloudで提供されている「書類とデータ」のサービスを終了し、iCloud Driveに完全移行したと発表しています。「書類とデータ」を利用しているアカウントは、サービス終了日以降はiCloud Driveに移行されます。

「書類とデータ」iCloud Driveは完全移行しました

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Appleは5月6日、「iCloud の書類とデータから iCloud Drive にアップグレードする方法」とするサポートページを更新。iCloudで提供されいていた「書類とデータ」はサービスを終了し、iCloud Driveに完全移行したと案内しています。

「書類とデータ」を使用していた場合、保存されていたファイルを見るにはiCloud Driveをオンにする必要があります。なお、iCloud Driveに切り替えても、保存したファイルがiCloudで使用するストレージ容量は変わりません。

「書類とデータ」をiCloud Driveに移行する計画は2021年5月に予告されていたもの。2014年にiCloud Driveが発表された移行、Appleは「書類とデータ」をiCloud Driveへ移行する機能を各OSに搭載しているため、ほとんどのユーザーは影響ありません。

注意するべきは2014年以前にiCloudを利用していて、2014年以降に利用していないユーザーです。その場合、iCloud Driveを有効にしないと「書類とデータ」に保存されているデータは見ることができません。