Androidユーザーの49%が、セキュリティとプライバシーの懸念から、Appleへ切り替えることを検討しているようです。Beyond Identityの調査で報告されています。
セキュリティ面での安心感、GoogleよりもAppleが上みたい
Beyond Identityの調査によると、Androidユーザーの49%が、AppleのOSのセキュリティとプライバシーの優位性を認識し、切り替えを検討しているそうです。
9月にリリースされるiOS 16では、ユーザーをサイバー攻撃などから完全にシャットダウンする「ロックダウンモード」などが追加されるなど、セキュリティ機能が強化されていることが一因にあるようです。
クラウドサービスでも、GoogleよりAppleのほうが安心感を与えているようです。iCloudキーチェーンでは、ユーザーの20%が非常に安全と感じていますが、Googleパスワードマネージャーは13%。iCloudは27%のユーザーが非常に安全と感じていますが、Google Driveでは22%となっています。
調査は1003人のアメリカ人を対象としたもので、505人がAndroid、498人がiPhoneユーザー。回答者の平均年齢は38歳、61%が男性、29%が女性。世代別内訳は、Z世代が19%、ミレニアル世代が44%、X世代が24%、団塊の世代が13%。
調査の全文(英語)はこちらから。