Appleは12月7日、ボーカルの音量を調節することができ、音節ごとに正確に表示される歌詞にあわせて一緒に歌うことができる「Apple Music Sing」を発表しました。Apple Musicのサブスクリプション登録ユーザーを対象に、12月後半より利用できるようになります。
「Apple Music Sing」12月後半よりサービス提供開始
Apple Musicにカラオケ機能が追加されます。
Appleは12月7日、ボーカルの音量を調節することができ、音節ごとに正確に歌詞を表示して一緒に歌うことができる新機能「Apple Music Sing」を発表しました。
リードボーカルを歌ったり、デュエットを歌ったり、バックボーカルを歌ったりと複数の歌詞を表示。ボーカルの音量は調節できますが、完全に消すことはできない機能となっています。
音楽サブスクリプションの競合サービスの状況としては、Spotifyはシンガロング機能がありボーカルの音量を調整することができます。LINE MUSICはカラオケ機能だけでなく、カラオケの採点機能も用意されています。
Apple Musicのカラオケ機能は後発ではありますが、リードボーカルやバックボーカルと選べるところが特徴的で、1人でも複数人でも楽しめるサービスとなっています。
Apple Music Singは12月後半、Apple Musicのサブスクリプション登録ユーザーを対象に提供開始。Apple Music Voiceプランでは利用できません。
対象となっている楽曲は「世界中の最も歌いやすい数千万の楽曲」となっているため、日本語の楽曲がどれほど含まれているかは不明。サービスの開始にあわせて、歌いたくなるような名曲、デュエット曲、コーラス、アンセムを集めた50以上のプレイリストが公開されるということです。
Apple Music Singで提供される機能は、以下の通りです。
- ボーカルの音量調節
- 音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞
- バックボーカル
- デュエット表示
楽曲のボーカルの音量を調節できます。Apple Musicで配信されている数百万曲について、元々のアーティストのボーカルと一緒に歌うか、リードボーカルを歌うか、あるいは両方を歌うかを決めることができます。
好きな曲に合わせて、より正確なタイミングで歌うことができます。画面では、ボーカルのリズムに合わせて言葉が踊っているかのように、歌われている部分が正確にハイライトされます。
同時に歌われるボーカルラインを、メインボーカルとは別にアニメーション表示させることで、ユーザーがたどりやすいように工夫されています。
画面の両側に複数のボーカルが表示され、デュエット曲や複数のシンガーによる楽曲に合わせて歌いやすくなります。