Appleが今秋に発売すると予測される「iPhone 15」では、Apple Vision Proとの統合が強化され、UWBの仕様アップグレードが行われる可能性が高いようです。来年のiPhone 16では、Wi-Fi 7に対応するとも伝えられています。
Appleのリーク情報に定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleは、より競争力のあるApple Vision Proのエコシステムを構築するため、ハードウェアの仕様を積極的にアップグレードしていくと伝えています。
Apple將積極升級硬體產品規格以建構更有競爭力的Vision Pro生態
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) June 19, 2023
1. Vision Pro的成功關鍵之一在於生態，當中包括能否與其他Apple硬體產品整合，而與此相關的主要硬體規格為Wi-Fi與UWB。
2. iPhone 15採用的UWB將規格升級，生產製程由16nm升級到更先進的7nm，有利近距離互動的效能提升或降低耗電。…
Kuo氏は、主なアップデートとなるのが、Wi-FiとUWB（Ultra-wideband/超広帯域無線）のハードウェア仕様で、他のApple製品との統合を含むエコシステムは、Vision Proにとっても重要な成功要因の1つでもあると説明しています。
そのためiPhone 15ではUWBの仕様アップグレードが行われる可能性が高く、15nmプロセスで製造されている「U1」チップは、7nmプロセスの新型チップ（U2チップ？）に移行。Nearby Interactionの性能向上や、消費電力の低減が期待できるようです。
またiPhone 16では、Wi-Fi 7対応となり、同じローカルネットワーク上にあるApple製品を統合し、より良いエコシステムを提供できるとしています。
Apple Vision Proは、米国で2024年初頭に発売。それ以外の国や地域では2024年後半より販売とされています。「Pro」ではないモデルも計画されていると報じられていますし、他のApple製品で機能や体験を補う機能が登場するのは、想像の範疇。Apple Watchとも連携しそうですよね。