Appleは6月26日、サブスクリプションサービス「iCloud+」の料金を、一部の国で値上げしました。これまでイギリスでは2TBプランが£6.99でしたが、£8.99と約28%の値上げとなっています。
Appleのクラウドストレージサービス「iCloud」の有料プラン「iCloud+」が、一部の国で利用料金を値上げしています。
「iCloud+」は、50GB/200GB/2TBのプランが用意されており、それぞれクラウドストレージに加えて、iCloud プライベートリレー、カスタムメールドメインなどが利用できます。
イギリスでは、これまで2TBプランが£6.99で提供されていましたが、6月26日以降は£8.99と約28%値上がりしています。
値上げが行われた国は、以下のとおり。
- ブラジル
- コロンビア
- デンマーク
- エジプト
- ノルウェー
- ポーランド
- ルーマニア
- サウジアラビア
- スウェーデン
- トルコ
- アラブ首長国連邦
- 英国
- カザフスタン
- シンガポール
Appleの料金改定は、多くの場合は為替レートの影響や税制変更などに起因することが多いです。そのためリラ安が続くトルコは2TBプラン64.99TLが、129.99TLと約2倍になっています。
一方で値下げが行われた国もあります。値下げが行われたのはアイスランドで、2TBプランが12.39ドルだったところ、11.99ドルとなっています。
またAppleのサブスクリプションサービスを複数バンドルした「Apple One」では、値上げは行われていないようです。
日本円は今年1月には120円台後半になり、値上げされたApple製品の価格が戻ることも期待できましたが、現在は再び144円に届きそうな状況。しばらくは、日本のApple製品やサービスの利用料金に変更はなさそうですね。