Appleの新製品「Apple Vison Pro」は、2024年初頭から米国で発売となります。現在は開発者向けツールが公開されている段階ですが、Vison Pro上でWindows XPの仮想マシンを動作させることに成功したと報告されています。
Appleが2024年に発売するヘッドセット「Vison Pro」ですが、現在は開発者向けにvisonOS SDKを公開し、開発者がMac上でVison Proアプリを実行&テストする環境が提供されています。
MacやiPhone向けに、Windowsなどのオペレーティングシステムを仮想化して実行する「UTM」の開発者が、Vison Proでも実行できるようになったと報告しています。
UTM is now running on Vision Pro (simulator)! Still need to implement input devices but here's a sneak peek. pic.twitter.com/xYnSgTdXpi
— UTM (@UTMapp) August 8, 2023
最新の空間コンピューティングで、2001年に登場して一般向けに広く安定したOSとして世界的なヒットをしたWindows XPが動作する、というのはインターネット老人の視点では、それだけで面白いです。
AppleはiOSでの仮想マシンは許可していないため、Vison ProでiOS/iPadOS向けのアプリとして「UTM」を利用するには、サイドローディングやTestFlightをする必要があります。
ネタ的な意味ではなく、Windows XPを利用したい人は多くはないと思いますが、Vison ProでWindows 11が快適に動作したら使ってみたいという人も出てきそう?