イーロン・マスク氏、X(Twitter)のブロック機能を削除すると発言。6月にはミュート機能の強化を示唆

イーロン・マスク氏、X(Twitter)のブロック機能を削除すると発言。6月にはミュート機能の強化を示唆

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X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏が、「ブロックは機能として削除される」と発言し、ブロック機能について「意味がない」とも言及し、ブロック機能の廃止を示唆しています。

イーロン・マスク氏のポストより

X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏が、ブロック機能について「機能として削除される」「意味がない」と、ブロック機能を廃止することを示唆しています。

イーロン・マスク氏が、ブロック機能の廃止に言及したのは今回が初めてではありません。今年6月にも「ブロックは意味がない。より強力なミュート機能を導入する必要がある」と発言していました。

ブロック機能は、他のユーザーからの嫌がらせを避けたり、スパム投稿を避けたりと多くのメリットがあったため、ユーザーからは、ネガティブな反応も多く見られています。

しかし、イーロン・マスク氏の投稿に付与されているコミュニティノートでの指摘にあるように、App StoreとGoogle Playストアのガイドラインでは、UGCコンテンツを含むアプリでは、ユーザーをブロックする機能を備えている必要があるとされているため、ブロック機能を廃止することはガイドライン違反にあたる可能性があります。

1.2 ユーザー生成コンテンツ

ユーザー生成コンテンツを含むAppでは、知的財産の侵害や匿名の嫌がらせなど、特定の問題が生じることがあります。悪用を防ぐため、ユーザー生成コンテンツやソーシャルネットワーキングサービスを含むAppは以下を備えている必要があります。

  • 不適切な内容がAppに投稿されることを防ぐ手段
  • ユーザーが不適切なコンテンツを報告し、それに対して迅速に対応することができる仕組み
  • 不適切な言動を行うユーザーをブロックする機能
  • ユーザーがすみやかに連絡できる、デベロッパの連絡先情報

App Store Reviewガイドライン

ユーザー作成コンテンツ

ユーザーがアプリに投稿したコンテンツが他のユーザーにも、または少なくともアプリユーザーの一部にも表示される、またはアクセスできるようになる場合、それをユーザー作成コンテンツ(UGC)といいます。

UGC が含まれるアプリや UGC を提供するアプリ(ユーザーを UGC プラットフォームに誘導するための特殊なブラウザまたはクライアントを備えたアプリを含む)では、以下に示す UGC モデレーションを着実かつ効果的に継続して実施する必要があります。

  • ユーザーがアプリの利用規約やユーザー ポリシーに同意しない限り、ユーザーが UGC を作成またはアップロードできないようにします。
  • Google Play デベロッパー プログラム ポリシーを基準として不適切なコンテンツや行為を定義し、アプリの利用規約やユーザー ポリシーでそれらを禁止します。
  • アプリでホストされる UGC の種類に合わせて、妥当かつ一貫性のある形で UGC モデレーションを実施します。
  • 拡張現実(AR)アプリの場合、不適切な AR UGC(露骨な性的 AR 画像など)にも、配慮が求められる場所に置かれた AR アンカーにも、UGC のモデレーション(アプリ内の報告システムを含む)が責任を負う必要があります。たとえば、軍事基地のような立ち入り禁止区域や、AR アンカーを置くことで所有者に対して問題が発生する恐れのある私有地にアンカーを置いた AR コンテンツがそれに該当します。
  • 不適切な UGC やユーザーについて報告するためのアプリ内システムを提供し、報告された UGC やユーザーに対して適切な措置を講じます。
  • UGC やユーザーをブロックするためのアプリ内システムを提供します。
  • アプリ内での収益化によって、ユーザーの不適切な行動が助長されないよう安全保護対策を提供します。

ユーザー作成コンテンツ - Play Console ヘルプ

各ストアのガイドラインについて、イーロン・マスク氏が理解しているかは不明ですが、先日もアプリ名をTwitterからXに変更されたときのように、Appleが特例的に承認するということもあるのでしょうか。

Apple、Twitterの「X」への名称変更を承認。ツイートはポスト、リツイートはリポストに

仮にですが、イーロン・マスク氏の発言したとおり「ミュート」が強化され、現在の「ブロック」を代替できるのであれば、ブロックが廃止されミュートのみになる可能性は十分に考えられます。

現在のブロックとミュートの仕様は以下のとおりです。

ブロック機能について

ブロックについての重要事項

  • ブロックしたアカウントはあなたをフォローできません。また、ブロックしたアカウントをあなた自身がフォローすることもできません。
  • フォロー中のアカウントをブロックすると、フォローが解除されます(また相手から自分へのフォローも解除されます)。そのアカウントをもう一度フォローしたい場合は、ブロックを解除してからフォローしなおしてください。
  • ブロックした相手に、その人をブロックしたことを知らせる通知は送られません。ただし、その相手が自分をブロックしたアカウントのプロフィールを見ると、自分がブロックされていることがわかります(一方でミュートの場合は、自分がミュートされていることはわかりません)。
  • ブロックした相手があなたのアカウントを報告しようとする場合には、その相手は自分宛てのあなたの@ツイートをすべて見ることができ、報告の手続きに使用できます。
  • ブロックしたアカウントからの通知は届きません。また、ブロックしたアカウントが始めた会話の中で、フォローしていないアカウントがあなたに@ツイートしても通知されません。ただし、ブロックしたアカウントによって始められた会話の中で、フォロー中のアカウントが自分に@ツイートすると通知されます。すべての@ツイートを見たい場合は、自分のユーザー名を検索してください。
重要
ブロックは相手のアカウントがTwitterにログインしているときにだけ機能します。たとえば相手がTwitterにログインせずに、またはブロックされたものとは異なるアカウントでTwitterコンテンツにアクセスした場合は、あなたの公開ツイートを見ることができます。Twitterでコンテンツを共有する場合はこの点にご注意ください。

ブロックされたアカウントができなくなること

  • あなたをフォローすること。
  • Twitterにログインした状態で、あなたのツイートを見ること(ただし、あなたを報告する場合の、自分宛てのあなたの@ツイートは例外です)。
  • Twitterにログインした状態で、あなたのツイートを検索して見つけること。
  • あなたにダイレクトメッセージを送ること。
  • Twitterにログインした状態で、あなたのフォローしているアカウント、フォロワー、いいね、リストを見ること。
  • Twitterにログインした状態で、あなたの作成したモーメントを見ること。
  • あなたのTwitterアカウントを自分のリストに追加すること。
  • 写真にあなたをタグ付けすること。

参考:Twitterでアカウントをブロックする方法 - X ヘルプセンター

ミュート機能について

ミュートについての重要事項

  • ミュートしているアカウントでもあなたをフォローできます。またミュートしているアカウントをあなた自身がフォローすることもできます。アカウントをミュートしても、そのアカウントに対するフォローは解除されません。
  • ミュートしているアカウントからもダイレクトメッセージは届きます。
  • ミュートしたアカウントからのプッシュ通知やショートメール通知は届かなくなります。
  • イベントは、[話題を検索] タブ、[いまどうしてる?] のサイドバーやメッセージ、イベントに基づく通知に表示されなくなります。

フォロー中のアカウントをミュートした場合

  • ミュートしても、そのアカウントからの返信や@ツイートは [通知] タブに表示されます。
  • また、ミュートする前にそのアカウントから送信されたツイートは、ホームタイムラインに表示されなくなります。
  • 会話をクリックまたはタップしたときには、ミュートしているアカウントの返信は表示されます。

フォローしていないアカウントをミュートした場合

  • そのアカウントからの返信や@ツイートは [通知] タブに表示されません。
  • フォローしていないアカウントがあなた宛てに@ツイートして会話が始まった場合、その会話の中でフォロー中のアカウントがあなたを@ツイートして返信したときにだけ通知が届きます。すべての@ツイートを見たい場合は、自分のユーザー名を検索してください。
  • 会話をクリックまたはタップしたとき、ミュートしているアカウントの返信は表示されません。
  • ミュートしていないアカウントが、ミュートしているアカウントのコメントをリツイートした場合、リツイートされたツイートは表示されず、[このツイートは表示できません] というメッセージが表示されます。

参考:Twitterでアカウントをミュートする方法 - X ヘルプセンター