
Appleの次期ハイエンドタブレット「M5 iPad Pro」は、従来の高速チップに加え、縦向き・横向きの両方で使いやすさを追求した2つのフロントカメラを備える可能性があるようです。BloombergのMark Gurman記者が最新ニュースレターで伝えています。

BloombergのMark Gurman氏は最新のニュースレター「Power On」で、AppleがM5チップを搭載した新型iPad Proにおいて、ポートレートとランドスケープの両方向に最適化された2つのフロントカメラを搭載する計画を進めているろ伝えられています。
2024年5月に登場した現行モデル「M4 iPad Pro」では、FaceTimeカメラが従来の縦向き(ポートレート)から横向き(ランドスケープ)へと移動。これにより、ビデオ会議やFace IDの使用が格段に快適になった一方で、縦向きで使用するユーザーからは不便になったとの声も上がっていました。
そこで、M5世代ではこの問題に対処するために、縦向き用のフロントカメラを追加し、横向き・縦向きの両方に対応するデュアルカメラ構成が採用される見込みだということです。この改善により、ユーザーはどちらの向きでもスムーズにFace IDを利用でき、セルフィーやFaceTimeも快適に行えるようになると見られています。