Suicaのコード決済サービス「teppay」が2026年秋スタート PASMOでも2027年春から提供へ

Suicaのコード決済サービス「teppay」が2026年秋スタート PASMOでも2027年春から提供へ

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JR東日本は、交通系ICカード「Suica」を使った新しいコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を2026年秋に開始すると発表しました。PASMOでも2027年春から同様のサービスが利用可能になる予定です。

JR東日本が発表した「teppay」は、Suicaでの支払いをQRコード方式で完結できる新しい決済サービスです。サービス開始は2026年秋が予定されています。

モバイルSuicaアプリがあれば、新たにアプリのダウンロードやユーザー登録は不要で利用できます。2027年春にはPASMOにも導入され、同じくモバイルPASMOアプリがあれば利用できます。

「teppay」では、コード決済での買い物、残高をユーザー同士で送る・受け取る、オンライン決済、地域限定バリュー(通称:バリチケ)の利用に対応。コード決済では、交通系IC残高の上限額2万円を超える決済ができます。

気になるのは「teppay」がQR決済のシェアを、既存サービスからどれだけ奪えるのかという点です。日本国内におけるコード決済のシェアは、PayPayが65.2%でトップ。2位が楽天ペイが35.9%、3位がd払いで28.2%となっています。

ユーザー数で見ても、モバイルSuicaの発行枚数は3,347万枚(2025年3月時点)、PayPayの登録ユーザー数は7,100万人(2025年9月時点)と倍以上の差があります。

お得に買物ができる点が選ばれるポイントだとすると、teppayローンチ時にはユーザー獲得するためのキャンペーン等を実施する可能性もありそうですね。

teppay(テッペイ)公式サイト:JR東日本