JC・JK流行語大賞2025が発表。「シール帳」「Love Type 16」などがランクイン

JC・JK流行語大賞2025が発表。「シール帳」「Love Type 16」などがランクイン

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株式会社AMFが、2025年のJC・JK流行語大賞が発表しています。"モノ"部門では「シール帳」、"コンテンツ"部門では「Love Type 16」が1位となり、SNSや学校生活を中心に広がった流行がランキングに反映されています。

今回で9回目となるJC・JK流行語大賞は、全国の女子中高生約1,000人を対象にしたアンケート結果と、Z世代マーケティングを手がける株式会社AMFおよびSkyfallによる選考をもとに発表されました。

"モノ部門"では、1位に「シール帳」が選ばれました。キャラクターシールを集めて透明のシール帳に整理する遊びが再び人気となり、「放課後の定番」として親しまれているとしています。続いて、ガシャポン系の「めじるしアクセサリー」、ブラインドボックス系グッズ「LABUBU」、定番バッグの「カンケンリュック」、そしてSNSで話題の「トゥントゥントゥンサフール」がランクインしています。

"コンテンツ部門"では、恋愛観を16タイプで診断する「Love Type 16」が1位に選ばれました。MBTI風の診断結果を友だち同士で共有する文化が定着し、恋愛トークのきっかけとして使われているといいます。2位は写真をドット絵風に加工する「ピクセルキャラ」、3位にはTikTok発の「ナルトダンス」が続いています。

"コトバ部門"では、1位に「〇〇で今これ」、2位に「自認○○」、3位に「スピ活」が選ばれました。若者ならではの軽さと共感性がある表現が多く、日常のちょっとしたネタを言葉遊びとして楽しむ傾向が強まっているとしています。

今年新設された"SNS部門(BeReal.部門)"では、「江戸走り」が1位となりました。日常の一コマをユーモラスに撮影するスタイルが支持され、飾らないリアルさが受けていると分析されています。リムレスメガネの流行や、リアクション系ミーム「えぐしゅぎ」、写真映えする「おもちポーズ」なども上位に入りました。

総評では「今年はエンタメもAIでつくる時代へ進み、嫌なことであればあるほどバズる傾向があった」とコメントされています。AI加工やミーム文化、“リアルな日常”を共有するスタイルが、Z世代の中心的な価値観として定着しているとしています。