
The New York Timesが、Metaがスマートグラスに顔認識機能を追加する計画を検討していると報じました。機能は早ければ年内にも導入される可能性があるとしています。

The New York Timesの報道によると、Metaは「Name Tag」と呼ばれる顔認識機能を開発中です。利用者が装着するスマートグラスを通じて人物を識別し、AIアシスタント経由で氏名などの情報を表示できる仕組みとされています。対象は、Metaのプラットフォーム上で繋がりのあるユーザーや、公開アカウントを持つ人物などが想定されているといいます。
Metaは2021年に初代スマートグラスへの顔認識搭載を検討しましたが、技術面や倫理面の懸念から見送ったとされています。その後、スマートグラス製品が商業的成功を収めたことを受け、開発を再開したとしています。スマートグラスを共同開発するEssilorLuxotticaは、昨年の販売台数が700万台を超えたと発表しています。
顔認識技術はプライバシーや市民的自由への影響が長年指摘されています。過去にはFacebook時代の顔認識機能を巡り、米国内で巨額の和解金を支払った経緯もあります。2025年にはプライバシーリスク審査のプロセスを緩和したとの内部情報もあり、米連邦取引委員会(FTC)との合意内容との整合性を懸念する声も出ていると報じられています。
The New York Timesによると、Metaは声明で「現時点では選択肢を検討中」とし、慎重に判断すると述べたということです。
2024年にはハーバード大学の学生がRay-Ban Metaスマートグラスを利用して、リアルタイムで顔認識するでも動画を公開し話題になりました。
Metaのスマートグラスでリアルタイム顔認識し、個人情報を瞬時に取得するデモ動画。ハーバード大学の学生が公開Are we ready for a world where our data is exposed at a glance? @CaineArdayfio and I offer an answer to protect yourself here:https://t.co/LhxModhDpk pic.twitter.com/Oo35TxBNtD
— AnhPhu Nguyen (@AnhPhuNguyen1) September 30, 2024