
Appleが開発しているとされる「カメラ搭載AirPods」のデモ動画が、macOS Tahoe 26.7のリリース候補版(RC)から発見されました。映像では、AirPodsのカメラを利用して周囲の情報を認識し、「Visual Intelligence」とSiriを組み合わせる機能が紹介されています。

MacRumorsは8月17日、macOS Tahoe 26.7のリリース候補版に、未発表のカメラ搭載AirPodsとみられる製品のデモ動画が含まれていたと報じました。AppleがAI機能の「目」としてAirPodsのカメラを活用する構想が、これまでより具体的な形で確認されたことになります。
発見された短い動画では、男性がAirPodsを装着した状態で本を掲げ、イヤホン側のカメラが表紙を認識する様子が映されています。Siriの音声では「Visual Intelligence」を利用し、目の前にあるものを後から確認できるよう保存する機能が紹介されています。
Here is your first look at AirPods with Cameras in action using Visual Intelligence.
— Aaron (@aaronp613) August 18, 2026
This video file came from macOS 26.7 RC pic.twitter.com/yo7RI4MCeu
カメラから取得した情報はVisual Intelligenceに送られ、Siriが装着者の周囲について質問に答えたり、情報を記録したりする仕組みになるとみられます。また、髪などでAirPodsが隠れている場合には、正確に周囲を認識できるよう装着状態を知らせる警告も用意されているとしています。
macOS Tahoe 26.7のコードには、カメラ搭載AirPodsとされるコードネーム「B790」への言及も確認されています。画像ストリームの開始に関連する記述も含まれており、カメラから映像情報を取得する機能の存在を示唆しています。B790は、BloombergのMark Gurman記者がこれまで報じてきた未発表製品とも一致します。
映像に登場する製品はAirPods Pro 3に近いデザインで、やや厚みが増しているように見えます。カメラは写真や動画の撮影を主目的とするのではなく、周囲の状況を低解像度で取得し、SiriなどのAI機能に視覚情報を与える用途が想定されていると報じられています。
Appleは製品を正式発表していませんが、OSのリリース候補版にデモ動画やセットアップ関連の記述が含まれたことから、開発が比較的進んでいる可能性があります。Mark Gurman記者はB790について、早ければ9月にも登場する可能性があるとしています。