「写真を撮るだけで稼げる」とうたう情報商材を販売する事業者に注意喚起 消費者庁

2017年10月31日 シェア数 アイコン 44

「写真を撮るだけで稼げる」とうたう情報商材を販売する事業者に注意喚起 消費者庁

消費者庁は30日、「あなたの写真が、今すぐお金に変わる!」などとうたい、消費者に情報商材等の購入を持ちかけ、多額の金銭を支払わせる事業者(株式会社アイデア)に関する注意喚起をしています。

「あなたの写真が、今すぐお金に変わる」とうたう情報商材に注意喚起

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消費者庁は30日、「あなたの写真が、今すぐお金に変わる!」などとうたい消費者に情報商材等の購入を持ちかけ、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起をしています。

発表された内容によると、2017年1月以降「あなたの写真が、今すぐお金に変わる!」「写真を撮るだけで稼げる」などとうたう事業者に関する相談が、各地の消費生活センターに数多く寄せられたとのこと。

消費者庁と東京都で合同調査を行なったところ「株式会社アイデア」に「消費者の利益を不当に害するおそれのある行為」を確認したため、被害拡大を防止するために、情報公開と注意喚起を行なったとしています。

消費者庁が情報商材の手口について説明

株式会社アイデアは「カシャカシャビジネス」というサイトに「3日間で3万円!日給5万円、月収で150万円を現実的に目指せる」などの記載をし、写真をネット上に公開するだけでお金を稼げるように見せかけ消費者を勧誘。SNSで個人名を使って消費者と接触し、アイデアのサイトに誘導するというケースも確認されたとのこと。

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問題となった情報商材の手口の概要

サイト上には”稼ぎ方”を解説した情報商材が「通常価格10万円のところ、今なら2万円」などと記載して勧誘。購入者には「カシャカシャビジネス」というPDFを配布していました。

PDFには、Instagramに写真をアップしてフォロワーを増やせば写真販売ができてお金を稼げると記載されていたそうです。

さらに自動集客ツール「インスタアップ」を使える有料の「特別コース」(7〜150万円)に勧誘するといった手口も明らかになっています。(こういったツールの利用はInstagramの利用規約違反)

合同調査の結果、「情報商材を10万円で販売していたことはない(10万円のところ2万円は虚偽)」、「月収200万円以上稼いでいる人もいます」などの記載も虚偽であることが代表者からの聴取で明らかになったとのことです。

消費者庁から、情報商材について消費者へアドバイスも

消費者庁は情報商材は、買ってみるまで中身がわからないことが多く、実際に得られる情報が想定と異なる場合にトラブルになることが多いと説明しています。

誰でも簡単に稼げます」「稼げなかったら返金します」と、都合の良いことを強調する事業者には特に注意が必要とのこと。

また、特別に安いかのように誤認させたり、「詳しくはお電話を」などと記載して電話をかけさせ、言葉巧みに購入を迫ったり、勧誘したりしてくる事業者も存在するとのこと。

消費者庁は、取引に不審な点があった場合は、お金を支払う前に、各地の消費生活センター等や警察に相談するように案内しています。消費者ホットラインの電話番号は「188」、警察相談専用電話は「#9110」。