「Peing-質問箱-」からアプリが登場、しかし使い物にならないレベルで残念

「Peing-質問箱-」からアプリが登場、しかし使い物にならないレベルで残念

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Twitterを中心に使われている「Peing-質問箱-」から、アプリがリリースされています。アプリ版では「通知機能」が追加されています。実際に使ってみましたが、通知以外に全くメリットがなく、正直なところブラウザの方が使いやすい残念な感じでした。

「Peing-質問箱-」にユーザー待望のアプリ版が登場。プッシュ通知は便利そうだけども……

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iOS/Androidのアプリがリリース

Instagramを中心に流行した匿名の質問サービス「Sarahah」を日本向けにして作り直したようなサービス「Peing-質問箱-」から、iOS/Androidのアプリがリリースされています。

アプリ版では自分に質問が届くと「プッシュ通知」が届くという機能があるため、Peingのユーザーには待望だったはず。ですが、実際にアプリをダウンロードしてみると、プッシュ通知以外のメリットはゼロ。正直、使いものにならないレベル。これは残念。

「画面が真っ白のまま動かない」「広告が邪魔すぎ」など、ブラウザ版のほうが使いやすいのですが…

まず動作が不安定なのか「起動しても画面が真っ白のまま動かない」(表示されるまでかなりの時間が必要)という状態。ブラウザ版はちゃんと表示されるけど、アプリ版は見れない。アプリを入れる意味ないですね……。

そして圧倒的な「広告」の数に驚き。これはユーザーに使わせる気があるのか……?と、疑問に思ってしまうレベル。

ちなみにブラウザ版(下記、左の画像)とアプリ版(下記、右の画像)を比べてみても、広告が大きいことが一目瞭然。

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アプリ版の広告が邪魔すぎでは……(左:ブラウザ版、右:アプリ版)

「Peing-質問箱-」には課金サービスもないため、おそらく広告収入がメインだろうとは思いますが、アプリとしてこの広告はどうなんだろう……。ウェブメディアならまだわかるけど……。

先日も公式Twitterアカウントと運営元のジラフ社長に批判が殺到するといったことがあり、イメージが悪化している同サービスですが、新機能の追加や改善はかなりスピード感をもって取り組んでいる印象。

「アカウント未開設の人に先駆けして質問する」機能など、不思議な機能も追加されていますが、今後アプリが使いやすくなることに期待。せめて「画面が真っ白で動かない」は解決して欲しいです。(ここ記事を書き終わったタイミングで再度確認したら、多少マシになった模様です。4秒くらいかかるけど。)