漫画村復活?「漫画塔」が誕生、ONE PIECE最新刊まで…… ウイルスなどの被害に注意

漫画村復活?「漫画塔」が誕生、ONE PIECE最新刊まで…… ウイルスなどの被害に注意

15

漫画村に代わる新たなサイト「漫画塔」が登場したとYahoo!ニュース個人で大元隆志氏が投稿しています。サイトを確認してみるとサイト名は「漫画塔」から「漫画村」に変更されており、同サイトが運営していると見られるTwitterアカウントは投稿が削除されていっています。

「漫画村」が復活か、ONE PIECE最新刊なども掲載されている

mangamura-1
「漫画塔」なるサイトが誕生

新たな漫画村が「漫画塔」として復活した可能性があると大元隆志氏がYahoo!ニュース個人へ投稿していました。調べてみるとサイト名は「漫画塔」となっていますが、表示されているバナーは「漫画村」と変更されていました。(2018年10月9日8時頃) その後再び「漫画塔」へと名前が変更されたことを確認。(2018年10月9日9時頃)

トップページには「週刊少年チャンピオン(2018年45号)」や「週刊少年ジャンプ(2018年41号)」などの画像が掲載されており、クリックすると「漫画塔 READER」というページが表示され、縦スクロールで閲覧できるようになっています。

同サイトが運営しているとみられるTwitterアカウントへのリンクも掲載されており、10月4日には「あのフリーブックスや漫画村の代わりになるサイトを発見いたしました!漫画塔!!!」とツイート。

mangamura-2
Twitterで告知も行われていた

フリーブックスや漫画村の代わりになる漫画無料サイトを紹介!! 漫画塔!!! 」とサイトのスクショとともに告知も行われていましたが、現在はすべての投稿が削除されています。

試しにサイト内にある検索から「ONE PIECE」を検索してみたところ、発売されたばかりの最新刊(90巻)まで掲載されているようです。

mangamura-3
漫画塔で「ONE PIECE」と検索した結果

ドメインのWHOIS情報を確認すると作成されたのは2018年9月9日。Google検索で「漫画塔」と検索しても当該サイトは表示されませんが、約372件がインデックスされているようです。

2018年4月に閉鎖された「漫画村」では仮想通貨マイニングなども問題視

「漫画村」をめぐっては海賊版サイトとして社会的に大きく取り上げられ、政府はサイトブロッキングを行うようにインターネット業者へ要請。NTTグループなどがサイトブロッキングを行っていました

2018年4月に閉鎖された「漫画村」では、悪質な広告配置や仮想通貨をマイニングするスクリプトなどが設置されており、サイトの著作権侵害だけでなく問題視されていました。「漫画塔」について詳細は判明していませんが、サイトへのアクセスは十分に注意が必要です。