富士通「親指シフト」40年の歴史に幕「機能優位性を十分に訴求できない状況が続いていた」

富士通「親指シフト」40年の歴史に幕「機能優位性を十分に訴求できない状況が続いていた」

富士通は5月19日、親指シフトキーボードおよび関連商品の販売・サポートを終了すると発表しました。同社では1980年以来40年間、親指シフト関連製品を提供していましたが、2021年5月に販売終了します。

富士通、親指シフトキーボードおよび関連商品を販売終了

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富士通 ニュースリリース

富士通が、親指シフトキーボードおよび親指シフト関連商品の販売・サポートを終了すると発表しました。

富士通は、1980年に発表した日本語ワードプロセッサ「OASYS100」発表以来40年間、親指シフトキーボードおよび関連商品を販売。親指シフトキーボードは、親指シフト規格もしくはNICOLA規格に準拠したキーボードを指します。

販売終了の理由について、「JIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなり、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況が続いていました。これまで事業継続のため、業務効率化や商品の価格アップなどの施策を講じてきましたが、この度やむなく、親指シフト関連商品の販売・サポートの終了を決定いたしました」と説明しています。

習熟すれば効率よく日本語入力できると、一部で支持される親指シフトですが、富士通の説明通りデファクトスタンダードはJIS配列。親指シフトユーザーは、キーリマップアプリなどを使い、擬似的に親指シフトを利用していました。