Appleブランドとして初となるオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Max」には電源ボタンがありません。そのため、使っていないときには付属の「Smart Case」に収納し「超低電力状態」にする必要があります。しかしケースに入れずとも超低電力状態を有効にする方法が確認されています。
「AirPods Max」不評な声もあるケース入れなくても超低電力状態にできる
Appleから本日発売となった、Appleブランドとして初めてのオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Max」について、付属のSmart Caseに収納せずに超低電力状態を有効にする方法が確認されています。
AirPods Maxには電源ボタンがありません。イヤホンのAirPods、AirPods Proにも電源ボタンはありませんが、ケースに入れることで自動的にオフになります。AirPods Maxでも同様で、付属のSmart Caseに収納することでオフになる仕様です。
しかし、Smart Caseはデザインが「ブラジャーみたい」など不評な声も多く、そもそもヘッドホンを日常的に使い終わったらケースにしまうという行動が鬱陶しい。(少なくとも僕は)
AirPods Max Case.... 🤦🏻♂️ pic.twitter.com/4ROe7bUrtX
— Iván de los Santos (@Ivandls99) December 8, 2020
超低電力状態への切り替えは、Smart Caseに収納することでAirPods Maxに隠されたマグネットがスイッチとなっています。YouTubeチャンネル「Emergent Technology」が検証したところ、左右のイヤーカップ側面にスイッチが隠されており、磁石をつけることで超低電力状態に切り替えることができています。
Smart Caseを利用せずに超低電力状態にできることは確認できましたが、実際には現実的な方法ではありません。もう少し現実的な解決策として、サードパーティのメーカーから良いプロダクトがでるのを期待したいところです。
Appleのデザイナーが「Smart Case」について語るインタビュー記事
カーサ ブルータスでは林信行氏が、AirPods Maxのデザインを担当したEvans Hankey氏、Eugune Whang氏、Bob Borchers氏へのインタビュー記事「【独占】デザインチームが語るアップルの新たなヘッドホン《AirPods Max》」が公開されています。
Smart Caseのデザインや、最近のヘッドホンに多く登載されているイヤーカップのタッチセンサーを登載しなかった理由などが語られています。