Appleが2020年に発表する「iPhone 13」シリーズのうち、少なくとも上位モデル(Pro)の1機種は、LTPOを採用することでApple Watchのような常時表示ディスプレイに対応する可能性がありそうです。
「iPhone 13」やっぱり常時表示ディスプレイに対応か
Appleが2020年に発表するiPhone 13では、常時表示ディスプレイを搭載される可能性があります。BloombergのMark Gurman氏が、ニュースレターで語っています。
iPhone 13にLTPO技術が採用される可能性については、昨年12月にも伝えられていて、実現すればリフレッシュレート12oHzが実現し、バッテリー効率の改善が期待できるとされていました。
常時表示ディスプレイはApple Watchでも実現していますが、Apple WatchでもLTPOが採用されています。
LTPOとは「Low Temperature Polycrystalline Oxide」の略。iPhone 13では少なくとも1つの上位モデル(Pro)に搭載されるとされています。
「iPhone 13」では大きな変更はなく、プロセッサ、カメラ、ディスプレイの改善が主なアップデートとなると予測されています。
Apple Watchの常時表示はLTPO搭載から1年待った
Apple WatchでLTPOが採用されたのは、Apple Watch Series 4から。しかし、常時表示ディスプレイに対応したのは翌年のApple Wartch Series 5からです。
iPhoneがLTPOを採用したことで常時表示が可能になるとして、技術的な問題や課題はApple Watchの常時表示対応ですでに解決済みと考えるのが妥当と考えられますし、Mark Gurman氏の情報は正確なように読めます。
とはいえApple Watchも常時表示ディスプレイにしているとバッテリー消費が増えるので、バッテリーを長持ちさせるためにオフにするユーザーは多そうですね。